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歌はいいですよ。純粋な評価で下せる。いろんな人のいろんな歌。あなたの歌も、是非歌ってみてください。私は叢那たちに歌わせられは、しないですけど。


ところで遅れるといったな、あれは嘘だ。()

真面目に弁明すると、本編読めばわかりますがまだ貯めて投稿する長編(?)の間に挟むので本当に嘘になる可能性もなくはないです。多分ないです。

 魔法をしばらく練習しました。

「お母さんにきいてきておいで」

 いつの間にかシェーラが来てた。戻ってね。

「ふぅ……っ!」

 少し、圧縮の手段かわかってきた。

「まだ……弱いなぁ」

 叢那の魔力より弱いのは明らか。

 でも、圧縮することは問題じゃない。成果はあったもの。

「一段圧縮でもまともに魔法が使えない…」

「それだよねぇ」

(「なんか私は展開できちゃったし」)

 ほんとそれびっくりした。普通の魔力にできちゃってた。それを元に戻せてなかったけど。

「はぁ……せめて段階踏んで戻せればまだやりようはあるんだけど」

 あれ?

「げぇっ!?」

「シェーラ!?」

 暴発する!?

「反動私に押しつけろ!!」

「うん、わかった!」

 どうやるかはわからないけどね!あーもー!

「正義よ、悪よ、しかるべき寵愛を、憎しみを世に移し形となれ。なんとかなれ。威力の譲渡を成し遂げろ!」

 めっちゃ適当。わかんないよ!

「ナイス!でももうちょっとうまくできたんじゃ…」

「だからわからないんだってば!」

「なんか適当だったんだよね?」

「うん」

 そんなことよりシェーラは何してるの?右見て左見ては一回転しては目を隠してるけど何がしたいんだろう…。

「そちらへ行かないで、といいましたよね?」

 あ、お母さんおこだ。

「うん…」

「魔法を使うのは危険なのもわかりましたね?」

「うん……」

「普通使ってはいけません、ソルトもブレイザも使わせていません」

 あ、そうなんだ。

「お姉ちゃんは…」

「いろいろおかしいので」

 酷い。

「あなたは適性もわかりませんし、少なくともそれまでは使わないこと、それとシャリアの真似で魔法使うと危険なのでやめてください」

「わかった」

 あれは危険すぎる。体がぐにゃぁしちゃうところだったし。

「それよりですね、あなたは」

「その辺にして夕食食べに行こう?」

「………それでもいいでしょう」

 諦めた。もう抵抗する気ない…。

「いぇいあきらめられてるー」

「喜んでいいのそれ…」

「まぁいいよ、そんなもんだし」

 にしても、魔法使いたかったんだねぇ。

「……いつの間に覚えた?」

 どうした?何考えてるかよくわかんなくなったからわかんない…。

 誰が、何を?シェーラは魔法いろいろ覚えてるよ?アリカに聞いてたし。



 さて、夕食ですが。今日は一緒にいます。前回はノアちゃんがいなくなったりしてたようなのでその前に帰ったんだよね。まぁ私のことはどうでもいい、まだね。

「あいつの侵入とか大事だけどさ」

「何それ………えっ?」

「どした?」

 なんかに反応した。つないでみても何もないし。

「今、何か…?」

「うん…?」

 何か不審だけど、気にしてもしょうがないか。

「相変わらず理解できない…」

「神様って大体説明苦手な印象あるぞ」

「それすごくわかる」

 ソルトもブレイザもアリカもひどいわぁ。

 まぁ、概念化した神様の思考力なんて初期のスマホぐらいだししょーがない。低くは……ない、と思うけど。

 それに邪神以外は、右にならえが基本だから自分の意思で考えた理由なんて持ってないし。私もルールもそんなのにばれないように動いてるから話せること多くないし。

 何より私、シャリアちゃんに敵対気味の組織に身を置いているし。

「シャリアちゃんが引っかかってたの今の発言じゃないしなぁ…」

「なんていってたの?」

「なんでしょう?」

 気にしてもしょうがないですよ。

「……あ、シェーラ。さっき来てたけどそんなに暇だった?」

「ぼーけんしてたの」

「なるほどね、それで私を見つけたのか」

「うん」

 なんか、私もこんな風に見られてたのかなとか感じた。シャリアちゃんに混じってた頃の話だから、シャリアちゃんも感じてるかな?

「なんでだろ」

「?」

「懐かしい気持ち」

 そっか。

「……私は、真理を知りたい。知らなければ、分からなければ、出来ないことが増えるから」

「多少間違えてもいーんだよ…?」

 コーキみたいにやばいことするでもないのになんでそんな一回で決め続けなきゃいけないわけないでしょうに。

「それもできるようになる」

「えぇ……」

 ごめん、素で引いた。いやだから、間違える猶予ないわけないでしょーが。

「がーん」

「思ってないでしょそれ」

「うん」

 それにしても。

「ところで圧縮したところで使えない疑惑が」

「圧縮したら増えるかもしれない!」

「なわけ」

 あり得なくはないけどさ…。

 じゃなくて。何でそんな諦めきれないんだか。

 理由が特になさそうなんだけど。コーキは、そんなに力や真理を追い求めたのかね?あと、真理ってそれ私こそ求めてるんですが。

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