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短歌 冬の終わり

作者: flathead

風が吹く

その暖かさに

春感じ

後の気温に

遠くを感じ

蕾咲き

春の訪れ

目に見える

しかし肌では

冬を感じる

晴れ模様

曇天こそが

冬の色

照らす光で

花こそ芽吹く

暖房の

いらぬ朝には

憧憬を

否、これからの

暑さに悩ませ

半袖は

昼の暖かさ

愉快なり

夜には冷えて

後悔しけり

暖房が

不要な夜は

季の終わり

しかして夜は

未だ長けり

春風に

芽吹く青葉の

散歩道

寒さに負けぬ

強さを見たり

かじかんだ

指が少しは

癒えにけり

丁度良くとは

行かぬがものか

ニュースにて

花粉の季節が

来たものの

我には全く

関係なきこと

10

いやもしや

最近よく目が

痒くなる

後天性も

あるとは聞くが

11

大欠伸

出るのは全て

春のせい

冬なら凍えて

する間もなし故

12

過ぎた冬

今年も雪が

降らず終い

待ちわびたものの

季節は終わる

13

マフラーを

巻けばなんとか

なる季節

冬には負けど

この季も好きなり

14

忘れてた

今年も着れず

赤いコート

あまりに派手で

恥ずかしいもの

15

春一番

季節は急に

変わるもの

春かと思えば

冬に戻ったり

16

春暁の

まだ空の色は

暗闇に

しかして時刻は

六時を指しけり

17

憧れを

抱いた人は

卒業し

もう手が届かぬ

遥か向こうへ


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