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第3話 トーナメント・・・?

「よっしゃ!ギリギリセーフッ!!」


3−1の教室の前でガッツポーズをしているのは、もちろんミラ。

「よかったわね!ユウキ、ニャルガ!」

ニコニコしてミラが振り返るとユウキが

「良くねぇよ!!イキナリ走るなっ!!」

と言った。

「何よっ!間に合ったんだからいーの!」

「あの・・・窓ガラスはアレで良かったの?」

ニャルガがそう聞くとミラはちょっとあせったようになって

「え?・・・・い、いいのよ別にっ!減るもんじゃなし!」

といった。


いや、アレはおもいっきり減るものだよ・・・?


「・・・。しょうがないんだよなぁ・・・ミラの性格は直しようが無いから・・・」

ボソリと呟いたユウキだったが、ミラには聞こえなかったらしい。

その言い方から、きっと昔からトラブルやら何やらに巻き込まれてきたのだろう。

「ご、ご愁傷様です・・・。」





「ニャルガ、何ブツブツ言ってんの?さっさと教室に入るっ!」

ミラに言われて教室の入り口に立っていたことに気づく。

こりゃあとから入ってくる人に迷惑だな。どけよう。

ユウキと一緒に教室の中に入る。


「おぉ〜。なんか2年の教室と全然違うな〜。」

確かにそうかもしれない。

ニャルガが去年いた2−4のクラスは1人1つ机があって、小学校のような感じだったが、3年は横に長い机が何個か置いてあって、そして奥にいくにつれて高くなっていて背が低くても大丈夫そうだ。

「なんてゆうか、大学みたいですねぇ・・・。」

っていうかなんで1年上がるだけでこんなに内装が変わるんだ?


「ほら〜。ボサッとしない!」

ミラに引っ張られて真ん中あたりの席に座る。


ゴーンゴーンゴーン。


「あ。鐘なった〜。」

・・・いつも思うけど、何故寺のような鐘なんだ?

この学校見た目からして完全に洋風なのに・・・。

合わなさ過ぎる。


ガラガラガラッ!


大きな音を立てて、3−1の教室のドアが開いた。


って言うか、この教室に横開きの扉もおかしいような・・・?

洋風な外見のこのレイニール学園。中身(教室)も、もちろん洋風で、横開きのドアよりも、普通のドアのほうがあっている感じだ。


「ウィーッス。俺はこの3−1の担任になったクリス・クレアントだ〜。よろ。」


入ってきた人物は男の人。

見た感じ20代だろうか?

金髪に青い目。イケメン・・・なのだろうか?


って言うか馴れ馴れしすぎるっ!?

教師の癖に思いっきりタメ口ですかっ!?

しかも「よろ」って略してるしっ!?初の顔合わせなんだからちゃんと言おうよっ!?


「さて、イキナリだが、このクラスでやっていくためにパーティを決めようと思う。」


マジでいきなりですねっ!?


ちなみに「パーティ」って言うのは、クラスとかで一緒に課題とかをこなしていく仲間みたいな感じかな?ただ1人が補習とかになるとパーティ全員連帯責任になっちゃうから、簡単に決めちゃうと後がキツくなってしまう。


ってことで結構重要なことなんだよね〜。1年間変更きかないし。


「それで、簡単に決めちゃうとつまんねぇから、面白いやり方で決めたいと思う。って言うか決めろ。」

命令口調ですかっ!?

「面白い決め方ってどんなのですか先生?」

まじめそうな生徒さんが手を上げて質問。


「そだな・・・。じゃ、バトルロワイヤルで。」

イキナリ何言っちゃってんですか先生!?

教師なのに殺し合いとかしたらヤバイですよっ!?


「冗談だよ。本気にするな。」


いや会ったばっかりでなんですが、まったく冗談に聞こえませんよ?


「バランスのとれたパーティにするために、死なない程度に試合かなんかしてもらう。」


死なない程度って・・・。教師の言葉ですかっ!?


「魔法使っても、体術使ってもかまわんぞ〜」


なんでもアリですか?一応中等部だからかなり怪我する人とか出てくると思いますよ?


「安心しろ。ちゃんと学園長に許可とってあるから。」


って学園長っ!?

あんた何やってんですか!?


ニャルガはこの学園の未来が心配になってきた。ついでに言うと自分の命も。

「はぁ・・・。俺やっぱり運超悪いわ・・・。」

隣を見るとユウキが頭を抱えている。

「ご、ご愁傷様です・・・。」






というわけで、3−1のクラスで「トーナメント戦」が行われることになった。


新学期早々こんなんでいいのかっ!?

作者(以下作):ども。銀風です。

ニャルガ(以下ニャ):ヤッホー、ニャルガでーす。

作:そー言えばだけどニャルガ?

ニャ:ん?何〜?

作:何で小学校とか大学とかの教室知ってるの?

ニャ:え・・・。そ、それはい、異世界の友達がっ!

作:え!異世界に友達いるのっ!?すごっ!

ニャ:そ、そうだよ〜。まぁそこら辺は別にいいとして・・・

作:え〜?もうちょっと聞きたいんだけど・・・

ニャ:こっ、これからもこの小説をよろしくお願いしますっ!

作:え、ちょっと!

ニャ:質問とかじゃんじゃん送ってくださいっ!直したほうがいいようなとこととかも教えてくださるとありがたいですっ!

作:え。ちょっと何まとめようとっ!?

ニャ:でわ次の話でお会いしましょー!

作:えぇーっ!?終わっちゃたのーっ!?

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