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第8話 王様が2人・・・?


キャハ☆

今日はうるう年にしかない日ですね♪


そして今日誕生日な人!

うらやましいです!

超若いじゃん!

「私はまだ3歳よ☆」

といか言ってみたくありません?


「よし!レイ、賭けしようよ!」

「・・・・何だ、急に。」


試合をすることをすっかり忘れていた2人が向き合って立っています。


「いや、ただ勝負すんのつまんないからさ♪」

親指を立ててポーズを取るニャルガ。急にどうした。

「賭けか。面白そうだな。いいぞ。」

いいんですか。

「じゃあ、私は、私が勝つ方に賭けるから、レイは、レイが勝つ方に賭けてね〜。」

「ふむ。何を賭けるのだ?」

腕を組んでレイ。

やっぱりやるのか。

「じゃ、私が負けたら本当の姿見せてあげるよん。」

いいのか?

「ほう。興味深いな。」

「じゃ、レイはさ、負けたら今年1年私と遊ぶって事で!」

それは・・・・

「キツイな、それ。」




・・・♪・・・




『あぁぁ!!もぅとっくの昔に始まってたぁ!』

観客達のいる方で、頭を抱えているミロ。意外と器用だ。


「・・・・というか、あれ誰だよ?」

「・・・・いつの間にいたのかしら。まったく気づかなかったわ。」

青年姿のレイを見て不思議がるユウキとミラ。


あんたらが騒ぎ起こしてたときだよ。



『・・・。でも、戦ってはいないみたいですぅ。良かったぁ・・・。』

ホッと胸を撫で下ろすミロ。やっぱり器用だ。


「何か、ニャルガが親指立てたりしてるのが見えるんだけど、試合では普通こんなことしないよな・・・?」

「・・・ユウキ、あれは幻覚よ!!ニャルガが真面目にやっていることを信じましょう!!」


・・・・真面目に、やってないよな?アレ。



『あ。何か戦うみたいですぅ。・・・・って、フニャァ!?』

「うゎ!?ど、どうした狐!?」

「な、何猫みたいな声上げてんのよぉ!?」


同時にミロのほうへ振り返るユウキとミラ。


『ひ、久しぶりの召還です・・・。ってか、こんなに近くにいるのにいちいちしなくとも・・・。あ!二人とも、ちょっと試合に出てきます!!』

敬礼をするニャルガ。・・・もはや、狐のいき超えてるな?


「召還って・・・あ!」

「う、うひゃぁ!?き、狐が消えたーーーーーッ!?」


ミロは、宙に現われた手に捕まれて、消えてしまいました♪





・・・♪・・・





「ミーローーー。聞こえますかぁーーーー。」

「・・・・。」

「ミーローーー?居ないのぉーーーーー?」

「・・・・。」

「うん。居ないな♪」

「・・・・さっきから聞きたいのだが、何やっているんだ?」


レイの目の前には、黄色と黒のストライプ――――いや、もうはっきり言おう。

阪○タイガーズのメガホン持ったニャルガが、観客のほうに向かって叫んで(?)いるのだ。



「何って、武器を探してるんだよ。レイはさ、魔法剣で戦うんでしょ?だったらこっちも剣で戦わなきゃぁ♪」

「・・・そっちじゃなく何故阪○・・・・いや、やっぱりいい。」

何かを諦めたかのように明後日の方向を見るレイ。


諦めないでくれ!唯一の望みが!


阪○のメガホンをウエストポーチにしまいながらニャルガは不敵に笑った。・・・・こ、怖ェ・・・。


「面白いもの見せてあげるよ〜。」

ニャルガはそういうと、右手につけている指だし手袋をはずした。



「異次元に通じるペンタクルか・・・。便利そうだな、それ。」



ニャルガの右手には青色で、☆が刻んであった。



ペンタクルは、時空と時空をつなぐ為のものである。

ニャルガのように異次元に通じているものならば、物がいくらでも取り出せるわけだ。便利〜♪



「あはは。私の場合、もっと面白い使い方ができるんだょん。」


ニャルガの言う面白いは・・・・怖いな。



ニャルガは不敵に笑うと、右手のペンタクルに魔力を流し込んだ。

青色だった星形の刺青が、銀色に輝いた。


入り口が、開いた証拠だ。



「面白い使い方、か・・・・。正直見たくないな・・・・。」

同感だぜ、レイ!


「コレを、こうすんの!!」

ズブブッ!!

右手に左手を、『突っ込んだ』


「ん〜。どっこかなぁ〜〜♪」

ズブ、ズブブブッ・・・。


「・・・・グロッ。」

確かに、自分の左手を右手にひじくらいまで突っ込んでるのは・・・・・グロイ。グロテスクだ・・・。


「よし!2つ見っけたぁ〜〜♪」

グチャ!

ニャルガは思いっきり左手を引きぬいた。


「・・・う。何だその生き物は・・・。」


ニャルガが引き抜いた左手につかまれていたのは、



――――――――白い狐と、黒い狼。



しかもどっちもペンタクルをくぐれるくらいのサイズになっている。



「何って?・・・・使い魔♪」

『オイ!!テメェ何つかんでんだよ!?ざけんな!!』

『ニャルガ・・・。こんな近くに居るんですし、呼んでくれたらいいのに・・・。』


今回はサービスで、会話がレイにも聞こえるようになってます♪


「使い魔・・・か。やるな、ニャルガ。」

「エヘ♪ちなみに白いほうが妖精王で、黒いほうが魔王だよ♪」

何気にヤパイ事言いましたーーーーッ!?


「ま、魔王って・・・・。それって使い魔にしていいもんなのか?」

「さぁ?いいんじゃね?」

『駄目に決まってんだろーーがッ!!』

『ニャルガが無理矢理使い魔にしたんですよね・・・・魔王ボコボコにして。』


・・・・こ、怖ェ・・・。


『うぅ・・・。思い出すだけで・・・。コレはトラウマになるよな・・・。』

『分かりますよ、魔王・・・。私も同じような感じでした・・・。』

暗い顔をする狐と狼。・・・・器用?


「お前・・・昔ッからこんな感じなんだな。」

呆れた表情をするレイ。

「なーに言ってんのレイ。私は生まれたときからこんなんだよ♪」

ひ、開き直ったーーーーッ!?


『オイ、妖精王。』

『何ですか?魔王。というか妖精王って呼ばないでください。ミロです。』

『あん?だったらそっちも魔王って呼ぶなよ。ソーマだ。』

新発見☆魔王はソーマって言うらしいです。意外とカッコイイ名前だ♪


「ミロ〜、ソーマ〜。これから戦うんだよ〜?」

頬を膨らましてニャルガが言った。・・・・・魔王をボコボコにした奴には見えん。



『おぉ!?マジか!?久しぶりだな!オイ!』

『私達が出てくるなんて・・・。結構本気マジですね?』

テンション上がる魔王と妖精王。・・・・うわぁ、こう書くと凄いことになってるみたいな感じ〜♪



「ッてことで、変身よろしく!」

親指を立てるニャルガ。・・・・流行ってんの?


『変身って・・・。何にだよ?』

「そだな・・・。じゃ、ククリ刀二本で。」


ククリ刀・・・・。

知ってる人は知っている、超マイナーな武器だ!(ククリ刀好きな人はすいません・・・。)



『はいょ。』 『分かりました。』


ポン☆


可愛い音がして、二人の王様はククリ刀になりました。

白と黒のワンセット。

意外と気があったりとかするのかな?


『しねぇよ!!』 『しません!!』

OH!ナイスハモーリ!!(←カタコト)


「よし♪私はさ、いつもなら特に武器使わないんだけど、使えないわけじゃないんだよね〜。」

二本のククリ刀を逆手に持つニャルガ。独特の構え方だ。


「ふむ。ではやろうか?」

腰に差してあったセルリックを引き抜く。

ユウキのグレゴールとは違い、日本刀風なセルリック。

だから持ち運び簡単♪


「よし。勝って一年遊んでもーらおっと♪」

じ・・・・


地獄だーーーーーッ!!!


負けるなレイ!!

負けたら地獄が待ってるぞッ!?



「・・・・では、参る・・・!」

「はぃよ♪」

『行きます♪』

『おぅよ!!』




またもや続く♪

作:どーも。銀風です♪

ニ:にゃほー。ニャルガだよ。

作:・・・・最近パソコンのやりすぎで肩疲れたーー。

ニ:・・・・つい最近は「ゲームのやりすぎで指痛いーー」って言ってたじゃん。

作:え”・・・・。そ、そうだったっけ♪

ニ:それにーー、最近更新早いのだってぇ、あのゲーム全クリしたからでしょー?

作:・・・・長かった・・・。何しろラスボスが三回も生き返って・・・・って、何言わせんじゃボケェ!!

ニ:わーいノリツッコミ♪

作:・・・チィ。今の私がツッコミの人格だったから良かったものを・・・・。

ニ:あ。本当だぁ〜。「俺」から「私」になってるぅ〜。

作:結局男みたいなのは変わりないがな。

ニ:・・・にしても作者ぁ。

作:なんだ。

ニ:なんで多重人格になったのぉ?

作:・・・はぁ。イキナリだな・・・。それは幼いころからたくさん小説を書いていて、主人公の人格が様々だったから色んなのに影響されたんだよ。小説読んでたのもあるけど。

ニ:幼いって・・・・今も幼いじゃん?

作:・・・黙れ。

ニ:私より年下・・・

ずどこーん。

(何かが爆発する音♪)

作:・・・ふぅ。邪魔者は消えた・・・・。


さて♪今日はここでお終いだヨ☆次回をお楽しみにィ☆(棒読み)

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