第1話 変態とけもみみロリっ娘
「あ、家っぽいのがある」
あれから5キロくらい歩いた俺は少し遠くに家のようなものがあるのに気がついた。
とりあえずあそこにある家で話を聞いてみるか
そう思い再び家のある方向に歩き出した。
家は普通の木造で、どちらかといえばログハウスに似ていた。
軽くドアをノックしてみたがどうやらいないみたいだ
周りを探そうかと振り返ったその時いきなりナイフを首元に突きつけられた。
「死んだばかりなのにまた死ぬのはゴメンだ!」
焦った俺はとっさに見よう見まねで覚えたCQCで対抗する。
相手は「変態!」と叫びながらナイフを振り回している。
相手の手首を蹴りナイフを弾き飛ばす。
武器がなくなって焦ったのか、手を上げてすぐに降参してきた。
「私の負けです。降参するからこれ以上痛いことはしないでください!」
と涙目で訴えてくる。別にそんな気はさらさらないのだが.....
まずこのままでは埒が明かないので自己紹介をしてみる。
「驚かせてしまってすみません。私は五百雀達と言います。」
そして自分が何故こんな格好でこの場所にいたか、この世界に来てしまったのかを説明した。
襲って来た子はこの家に住んでいて買い物に行って帰ってきたらほぼ裸の変態が自分の家の扉をノックしているのをみて、変態な泥棒と勘違いしていたらしい。
「いきなり襲いかかってごめんなさいです。
私の名前はスティアラン・ローレットと言います。スティアとお呼びください。」
と自己紹介をしてくれた。
よく見ると結構かわいい。日本で言えばけもみみロリと言うものだろうか?
この世界のことが気になったので聞いてみる。
「なぁスティアさん、ここは一体何処なのか教えてくれないか?」
と聞いてみる
「ここは天国ではなくてラグランディアと言う世界です。達さんがいた世界とは違う世界なんだと思います。」
やっぱり俺は地球上では死に何故か異世界に来てしまったみたいだ。死ぬ前に読んでた異世界トリップ系のラノベにそっくりな感じだな
「それよりもその.....服を用意するので家の中に入ってもらってもいいですか?」
スティアは恥ずかしそうに俯きながら俺に話しかけて来た。
よく考えれば今の状態は葉っぱ1枚を股にあてているだけだ。日本であればすぐに警察に御用になっていただろう。
とりあえずその場は彼女の好意に甘えることにした。
こんにちは!
テストが始まっていて死にそうになっている
くりむです。
今回は主人公の達とヒロインのスティアが出会う話です!
葉っぱ1枚と言えば某有名な「葉っぱ1枚あればいい」を思い浮かべてしまいますf^_^;
さて次回は主人公が素っ裸ではなくなります!と言うのは置いておいて、やっとまともな話になっていく予定です!
ご意見、ご感想等大歓迎です!