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神威録  作者: 泣空
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異能

『あなたは神を信じるか』

古い世代は、ほとんどの人間が口を揃えて『はい』と答えるだろう。

それが、今で言う『異能』が、『神威』と呼ばれていた世代の共通認識だった。

人々が神を信仰する。

信仰により、神はより強大な力を得る。

その見返りとして人々に授けられた物が、『神威』と呼ばれる超常であるとされていた。

信仰心が強い者ほど、より強大な神威を扱える。

神威の使えない者は、無信心として迫害を受けたりなんてこともあったらしい。


時は移ろい、考え方も変わっていくものだ。

『神威』と呼ばれていたものは、『異能』へと呼び方が変わった。

異能は、自分が異能を持っていること、その異能でできることを強くイメージすることで、扱うことが出来るというのが現代での主流な考え方だ。


超常の力は、争いを産む。

超常を使って悪事を働く者。

それを取り締まる者。

ここに記すのは、そんな異能犯罪を取り締まる組織、『超常警察』の活躍を描いた物語。

己の正義を、信念を、そして異能を信じて、突き通す、活動記録だ。

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