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いっつも最後に損をするのは主人公です

初めまして。文章は下手ですけど。最後まで読んでくれたら嬉しいです。

ここは琥牙寮。俺が管理人をしている建物だ。

 何故、まだ学生の俺が管理人をしているのかというと。この琥牙寮は元々俺の家なのだ・なら俺の親が管理人をすればいいという話になるんだが、親は仕事で世界を回っている。だから。その代わりで俺が管理人をしているということだ。

 今、そこの中庭で俺は四人の少女を相手に稽古をしていた。

 いや、強制的に稽古を手伝わされていた。

「はあああああっ!!!」

 祈植渚が俺に向けて木刀を振り下ろしてくる。

「まだ、気を集中させるのが荒いな」

「いたっ!」

 俺はそれを避け、渚のでこにデコピンした。

「これで、5回目」

 いい感じに赤くなってきたな。

「隙あり!!」

 俺がおでこを押さえている渚を見ていると次は鈴が俺の背中をトンファーで殴ってこようとする。

「あほ、大声を出せば気付かれるだろう」

「あいた」

 俺はすぐに振り返り、トンファーを掴み、鈴の頭にチョップをする。

「鈴はこれで6回目だな」

「なら、これは避けられる?」

 優燈は俺が鈴に気を取られている内に、真上から二丁拳銃で撃ってきた。

 どんだけ、ジャンプ力あるんだよ。

「ついでです!」

 そしたら、今度は渚が俺をめがけ全範囲にくないを投てきしてくる。

「ちっ!」

 逃げ道を塞がれた。

 俺は舌打ちをした。

 その瞬間、銃弾とくないが俺に襲ってきた。ちなみに、鈴はぎりぎりの所で逃げている。

 俺の周りには砂煙が立ち込める。

「やったか?」

「いや、まだでしょう?」

「ん、大ちゃんはこれぐらいじゃ倒せないよ」

「みなさん、煙が晴れますよ」

 四人とも、それぞれまた武器を構え始める。

 ふうー、さてそれじゃあ、体も温まってきたし、やりますか。

「いつまで、そこを見ているんだ?」

「「「「え?」」」」

 俺は煙が晴れる前に動いた。

「ぐふっ!」

 そして、みんなが俺に気付く前に渚の脇に一発拳低をいれる。

「まず一人、次」

 俺は鈴に向かって飛んだ。

「はあああああ、聖純流奥義 炎双翼、交差!」

 鈴は俺にタイミングを合わせて、左右から殴りかかってきた。

「よっと」

「なっ!」

 しかし、俺は攻撃が当たる前にそれを回避し、鈴の後ろに回り込んだ。

「これで2人目」

「がはっ」

 そして、鈴が振り向く前に首筋に一撃を入れる。

「大河さんっ!!」

 音葉がくないを構えて、俺に体術を挑んでくる。音葉の体術はスピードやキレがあり、避けるのが大変だった。

ん~、音葉はいい感じに強くなってきているな。でも、

「やああああああ!」

「お前はまだまだパワーが足りないな」

 音葉が俺の顔面を狙ってきた、蹴りを放ってきた時に俺は右腕だけでガードした。

「おりゃあああああああ」

「きゃあ」

 そして、そのまま足首を掴み投げ飛ばした。

「3人目終了。後は」

「私だよ」

 いつの間にか、優燈に後ろを取られて背中に拳銃を突きつけられていた。

「気配を消すのがうまくなったな」

 俺は手を上げて優燈に話しかける。

「ん。大河をストーカーする為にかなり練習した」

 あまり、そうゆう物には使ってほしくないな。

「大河。降参して。これ以上は大河に銃口を向けたくない」

「あっそ、ならこうしよう」

「えっ!」

 俺はしゃがんで優燈の銃を蹴りあげた。

「くっ」

 優燈すぐにもう片方の銃を俺に向けようとする。

「甘い」

 でも、俺はすぐに優燈の手を取り、優燈を拘束した。

「もっと、強めに拘束して」

 優燈が変なことを言ってきたが無視をしよう。

「はい、終了~」

 龍はそれを見て合図をだした。

 俺はその合図と共に、優燈の拘束を解いた。

「剛、透。それぞれ渚と音葉の手当て」

 そして、見学していた剛と透に指示を出す。

「ほれ、鈴。起きろ」

 そして、俺は鈴を起こした。

「あ、大ちゃん」

 鈴はすぐに気がついた。

「そっか、また負けたんだ」

 鈴は周りを見ながら気がついた。

「いてて、まだ、体が痛いや」

「あまり無理はするな。急所は外したけど思いっきり蹴り飛ばしたからな。龍、鈴の手当てをしてくれ」

「わかった」

 俺は龍に鈴の手当てを頼んだ。

 さて、そろそろ、昼飯の準備でもするかな?

「なあ、大河。聞きたいことがあるんだが」

 そう思っていた矢先に渚が話しかけてきた。

「なんだ?」

「あの全方位にくないが飛んできたとき、どうやって避けたんだ?」

「ああ、あれ?コガリュウにある防御技を使った」

「そんなものもあるのか?」

「ああ、名前は鉄界てっかいっつって、体を鉄のように硬くする技だ。だから、くないも銃弾も全部防げたわけ」

 まあ、でも服はぼろぼろなんだけどね。

「ふむ、そうなのか。コガリュウにはいろいろな技があって便利だな」

「まあね」

「アゲハ先輩と戦ったら勝つかもな?」

「まさか、俺が本気でやっても引き分けまで持っていけるかわからないのに?勝てる見込みなんてないだろ」

「そうか?私的には大河は昔より強くなったよ思うぞ?」

 そしたら、後ろから話しかけられた。

「あはは、俺なんて姉さんに比べればまだまだだよ」

・・・・・って、待てよ俺。今、誰と話した?

 俺はゆっくりと後ろを無理向くとそこには仁王立ちをし、にっこり笑っているアゲハが腕を組みながらたっていた。

「よう、弟。実に面白いことをやっているじゃないか。私も混ぜてくれよ」

「俺これからみんなの昼飯を用意しないといけないので、ぬけるね」

 そう言って俺はすぐに建物の中に入ろうとした。

「まあまあ、そう言わずにさ」

 揚羽は俺の襟を掴んだ。

「最近、私も稽古らしい稽古をしていないんでね。付き合ってくれるよな。つか、付き合え」

 揚羽はそう言って、そのまま、俺を引きずって行った。

「嫌だあああああ!!!」

 その後、俺の叫び声が周りに響いた。


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