表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/31

第14話 好きにさせた責任、とってもらうからね?


紅茶を飲み終えたあと、遥がうとうとしていた。


「ねえ、眠くなってきた……」


「今日はよく歩いたし、そりゃそうだ」


「んー……」


ソファに身を預けるようにして、遥が目をこすった瞬間、

駿がそっとブランケットを肩にかけてくれる。


「ひとまず、ちょっとお昼寝する? 俺が隣で見守ってるから」


「……ねえ」


「ん?」


「そろそろ、そっちからも好きって言ってくれてもよくない?」


駿はちょっとだけ笑ったあと、遥の頭を自分の肩に寄せた。


「好きだよ。何回だって言うよ?」


「……え、今、めちゃくちゃ自然に言った……」


「だって本当だし。それに──」


そう言って、駿が耳元で囁く。


「遥が可愛すぎて、好きって足りないくらい。……正直、毎日困ってる」


「む、むり、むり、それは溺愛が過ぎるぅぅぅぅ!」


遥はブランケットにくるまって床に転がる。


「やばい、心臓が限界突破する……!」


駿はそんな遥を見て、クスッと笑う。


「遥」


「な、なに?」


「好きにさせた責任、とってもらうからね」


「……それは、ずるい……でも、好き……!」


その夜。

ふたりはただ手をつないだまま、肩を寄せ合ってソファで眠った。


夢に出てくるのも、声を聞いて眠るのも。

今は全部、ひとりじゃなくて──ふたり。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ