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VRMMOのキメラさん〜モンスターのスキルを奪える私は、いつの間にか《キメラ》とネットで噂になってました!?【リメイク版】  作者: 水定ゆう
2ー2:継ぎ接ぎの始動

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◇47 ギルドを作ってみた

2ー2が始まりました。

「って、ことがあったんですけど」

「そうなのね。私もウサギのお肉は食べたことが無いから、いつか食べてみたいわ」


 私はアイテム屋:Deep Skyにやって来ていた。

 回復ポーションを買いに来たんだ。

 そこで私はソウラさんと軽く談笑をしていると、そんなやり取りを躱した。


「そう言えば、アキラはギルドを作らないの?」

「えっ、ギルドですか?」


 なんだけど、急に話が飛躍した。

 一体なんのことだろう。

 ポカンとしてしまう私だったけど、ソウラさんは更に話を続ける。


「あれ? 友達とパーティーを組んでいるのよね?」

「はい。組んでますけど……」

「それじゃあ尚更ギルドの方が都合がいいわよ」


 何故かソウラさんはギルドを推してくる。

 一体何故? 頭の中にはてながたくさん浮かんだ。

 だけどソウラさんからしてみれば、今の私達がおかしいようで、首を捻られる。 


「ギルドの方が色々と特典があって便利なのよ」

「特典?」

「そうよ。例えばこうやってお店を経営するのも、一人だと本当に大変なの」


 確かにワンオペって大変だって訊く。

 今の時代、たくさんのロボットがそこら中で私達の生活を支えてくれている。

 そのおかげか、昔よりはかなりマシになったらしいけど、ロボット無しでしようと思ったら骨が折れるらしい。


「でもね、ギルドだとパーティーよりも強くて深い関係になるから、色々と便利なのよ」

「色々?」

「ええ、そうよ。私達、Deep Skyがこうしてアイテム屋を営めているのも、こうして物件があるからなの。ギルドホームを改造・改築したおかげね」

「へぇー、ギルドホームってなんかいいですよね」

「そうでしょ? だからアキラ達もギルドを作った方が色々と便利で都合がいいって分かってくれた?」


 確かに何となく分かった。

 ソウラさんがそれほどまして推す理由。

 きっと“自分達にとっても都合がいい”んだ。


「えっと、確かに都合は良さそうですよね」


 ここは合わせておくことにした。

 その方がきっとソウラさんにとっても都合がいい。

 私は歪な表情を浮かべるけど、ふと気になることが生まれた。


「って、ソウラってギルドを作ってたんですか!?」

「えっ、今更?」


 本当にソウラさんにとっては今更みたいな顔をされちゃった。

 だけど私としては驚きだ。

 だって、アイテム屋:Deep Skyでソウラさん以外に誰とも顔を合わせたことが無い。

 完全に個人店みたいだったけど、今更思いだす。


「もしかして、初耳だった?」

「えっと、そんな気もするような、しないような気がします」

「どっちなの? でもまあいいわ。アキラもギルドを作って、より一層深い絆を育むのもいいわよ」

「絆……ちょっと友達と相談してみます」

「ええ、相談してみて。それでギルドを作ったら……ねっ」


 ソウラさんの言葉を参考にしてみる。

 だけど最後に見せたソウラさんの顔が怖い。

 私は嫌な予感がしちゃった。だけどギルドか、なんだかそれっぽい気がして私はワクワクしていたけど、Nightが首を縦に振ってくれるかな?


(Night、そういう慣れ合い好きじゃないよね)


 私は不安になってしまった。

 だけど不安は損気だ。気にしないことにしよう。

 とりあえずNightとフェルノに声を掛けてみることにした私は、アイテム屋:Deep Skyで、予定以上の買い物をしていた。




 私はNightとフェルノに相談することにした。

 だけど如何やって切り出せばいいんだろう。

 迷ってしまっていると、フェルノがそんな私に声を掛けた。


「どうしたの、アキラー?」

「えっ?」

「なにか考えてるよね? しかも悩んでる? 流石に私にも分かるよー」


 いつもの噴水広場のベンチで、そんな会話を交わした。

 とは言え、流石のフェルノだ。

 付き合いが長いだけあってか、私の顔色を完璧じゃないけど、読まれてしまった。


「やっぱり分かっちゃった?」

「分かるよー。なに考えてるとかは、流石にアキラじゃないから分からないけどねー」

「あはは、それじゃあ私が変り者みたいでしょ?」

「いや、お前達は変り者だろ」


 Nightはコーヒーを飲みながら、ここまで黙っていたのに声を出した。

 まさか言われも無い非難を喰らうなんて……私とフェルノはNightを凝する。

 だけどNightは顔色を一切変えず無表情に済ませると、私に催促をした。


「言いたいことがあるなら言え」


 如何やら話を聞いてくれるらしい。

 別に嫌っている様子は無く、私はNightが聞いてくれるので、お腹の中のモヤモヤを吐き出した。


「それじゃあ提案なんだけど、二人共、ギルド作らない?」

「「ギルド?」」

「やっぱりそんな顔するよね」


 私は真っ向から答えると、Nightとフェルノの顔が私を見る。

 驚くでも怒るでもなく、単純に真顔。

 私は少しだけ表情を暗くしたけど、フェルノは真っ先に答えた。


「いいねー、ギルドって面白そう。しかもそれっぽい」

「そ、そうだよね。よかった、フェルノは賛成なんだ」

「もっちろん。後は、ラスボスがどう言うかだけど」

「おい、ラスボスは私のことか?」


 フェルノはすぐさま答えてくれる。しかも嬉しい返しだ。

 とは言え、好奇心旺盛。パッションで行動するフェルノなら、そう言うと思っていた。


 だけどここからはラスボス戦だ。

 強力な砦のNightが待っている。

 もの凄く的確な表現をしつつ、私とフェルノの顔が不安を抱きながら顔を除く。


「ギルド……か」


何故か言葉を貯めた。不安が顔を覗かせると、私達のことを持ちながら、今にも飲み込みそうだ。

それこそ、イメージの中では、Nightが大量のミサイルを飛ばすボタンを手に持っている状態。

Nightの言葉一つで気圧されてしまうそうだけど、出た言葉はストレートだった。


「別に構わないが。作っても損は無い」

「「えっ、嘘!?」」

「なにが嘘なんだ。私だってギルドの必要性は把握している」


 本当に意外だった。

 ついつい私とフェルノは「ダメだ」と言われると思っていた。

 だけど今日のNightはご機嫌なのか、ギルドを作っても良いと言ってくれる。


 これはこの瞬間を逃しちゃダメだ。

 明日になったら機嫌も変わるかもしれない。

 思い立ったが吉日って言葉もある。私の提案は続いた。


「それじゃあギルドを作りに行く?」

「ん? 今からか」

「うん、今から」


 私はNightとフェルノを強引に引き摺る。

 するとフェルノは楽しそう。対してNightは面倒そう。

 そうだとしても、ここは力強く行く。だって明日には分からないから、私は何をしたらいいのか(・・・・・・・・・)全く分からない(・・・・・・・)けど、とにかく噴水広場から別の場所へと行ってみる。本当に当てもなくで、私は冷汗を流しているのに。

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