気持ちとクラスマッチ
その後家に帰って俺は親父とお袋に愛華と真面目に付き合うと伝えた。
最初は戸惑っていたが俺たちの顔を見比べ本気と分かったので2人で決めたならそうしなさいと言った。
そしてその日から俺の部屋でみんなで住むことにした。
マナは寝てたが俺たちの声を聞くと寝ぼけながら俺と愛華の間で2人に抱かれてまた眠った。
本当に隙が無いくらい可愛い奴だ。
そうしているとルイが来た。
ルイに俺の嫁と娘と紹介したらまた冗談言ってると言われたが、愛華に本当の事と言われたら腰を抜かしていた。
そしてルイが今度のクラスマッチの決勝戦に出ろと言ってきた。俺抜きで頑張って来たが決勝は俺抜きでは厳しそうと言った。ウチの学年のクラスマッチは野球だ。
決勝までは野球部のピッチャーは登板禁止だったが決勝は野球部もマウンドが解禁されるのだ。
自慢する訳では無いが元は毎週野球部の監督にスカウトされているのだ。口説き文句は4番ピッチャーはお前にやると言われていた。多分俺が学校に行かなくなって1番落ち込んだのは多分この人だと思う。
それとこれに曲名書いといてピッチャーでDH無いから登板時と打席用で!
CDあるならそれも出して!コピーするらしいから!
決勝だけはモチベーション上げるため登場曲かけるらしい。
分かった。
登板時TOP GUN デンジャーゾーン
打席時矢沢永吉 止まらないHa〜Ha〜と書いてCDと紙を渡した!
学校に条件を伝えてくれと頼んだ。
家族(婚約者)のベンチからの観戦許可をと。愛華とマナに応援されたら頑張れる気がしたから。
担任から次の日からかうなと電話で言われたが事情を全て話した。本気で真剣な婚約だと左手に婚約指輪をもうしている事も。
許可も降りた。