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女番長さんとVRMMO  作者: Banapan
第一章 最初の拳とVRMMO
4/5

第3発目 パーティー

最近モンゴルで雨が多いですね。体がだるくなるので疲れるけど、癒しの猫ちゃんで嫌そう。

ミューと合流した私はミューに手を引かれたまま、どこかへ連れていかれていた。


「・・・どこへ?」

「ミーのフレンドの所!リアルの友達でβ版でも一緒だったの」


ミューの友達か。何人かはよく会う子達がいたな。その度に友達がビビっていたような気がすれけど気のせいだと信じたい。


「・・・フレンド」

「あ、フレンド登録のやり方を教えるのを忘れてたね。ごめんごめん」


待ち合わせ場所へ到着したけど、私達が一番乗りだったみたいだ。待ちながらミューの説明の元にフレンド登録をした。フレンドと念じたら画面が現れた。そしてフレンド登録の目録にミューと表記されていたのでそこにフレンド申請。するとミューが画面を開いていじっていたら承認されてお互いにフレンドになった。


「フレンド登録された人にメールを送ったりコールする事が出来るよ!」

「・・・わかった」


それから先ほどの決闘で得た物をどうするか相談した。


「武器とか使いたくない物があるんなら全部売っても良いよ。あ、消耗品とか素材は残してね。必要な物だからね」

「・・・ありがと」

「エヘヘへ、どういたしまして」

「オーイ、ミューちゃ〜ん!」


声が聞こえた方向を見ると、並んでこちらに向かっている4人組が見えた。みんな美形の子達だよ。


「あ、ルチュルちゃん!」

「メンゴメンゴ、待った?」

「ううん、そんなに待ってないから大丈夫!」

「良かった、途中でいい物を見つけてね・・・」


水色の髪の子がこっちを見て一瞬固まった。


「ミュー、後ろの人って」

「私のお姉ちゃん、コクマお姉ちゃんだよ。一緒に遊ぶ事になったの」

「・・・よろしく」


右から順に自己紹介した。


「何度かあったと思いますけどここではルチュルです。職業は双剣使いです。よろしくお願いします、コクマさん」


水色ポニーテールで可愛いデザインの皮鎧に双剣を腰に装備していた。たしか東雲瑞樹ちゃんだっけ?みゆと良く遊んでいて親友だったはず。礼儀正しくみゆと同じ背丈だけど、胸の自己主張が激しい。


「わたしはー、ミューと同じクラスメイトのー、テルテルでーす。職業はー、弓使いでーす。おねーさん」


桃色ツインテールでフード付きマントで弓と矢入れを背負っている。現実では名前は知らないけど登校している間に何度か見かけた事があるような無いような。髪の色が違うから確信はないけど。みゆ達より背が少し高い。少しおっとりさんなのかな?


「アタイも同じくクラスメイトのアルファルだ。魔法使いだ。ヨロシク、コクマの姉御」


緑色のロングヘアーでカッコいいローブを身につけて綺麗に輝く杖も持っている。この子は確か・・・配下の妹だったはず。名前は近藤勇美だったよね。みゆと仲良くなって更生された子だった。私より背が低いけど、全体的にスレンダーな体型だ。言葉使いは前よりは良くなっているね。


「ぼ、僕、セイハっと言います。生産職をしています。ミューちゃんとはクラスメイトで最近友達になりました!」


銀髪でショートヘアで作業服みたいな服装でハンマーを背負っている。背はこの中で一番低い。ちょっと挙動不審だ。あれ?さっき僕って言った?女の子みたいな顔をしているのに僕?


「・・・男?」

「あ、はい。良く間違われるんですけど一応男です」


うわお、びっくりだよ。こんな可愛い顔だったら同性にまで告白されているだろうね。私も男性より女子のラブレターを受け取ることが多い。苦労しているんだろうね。


「・・・同性、ラブレター、受ける?」

「同性?あ、はい、そうですね。男性から受けるのが多いですね。アハハハ・・・」

「・・・どんまい」

「ささ、自己紹介が終わった所でフレンド登録してね」


ミューの教えてもらった通りにみんなにフレンド申請を送った。みんな承認してくれて良かった。


「それじゃ交流も終わったからパーティー組んでレベルを上げよう!」

「「「おおー!」」」

「目標はレベル上げ。東の森に行く途中に敵がたくさんいるけど、フルパーティーで行けば問題ないからそこへ行こう!」

『フレンドのミューからパーティー申請が来ました。承認しますか?Yes/No』


ミューの説明だとこのようにパーティーを組むときに申請を送って承認すればパーティーになれるみたいだ。パーティーで活動するとレベルアップに必要な経験値とアイテムが平等に分けられるみたいだ。早くレベルは上げられないが、安全にレベルをあげられるメリットがあるから多くの人たちがパーティーを組むみたい。承認を押したら視界に端にみんなの名前に緑と青の線が表示されている。パーティーを組んだらお互いのHPとMPを確認できるようだ。HPが少なくなった時に助けたり守る事が出来るように常に表示されるようだ。これは便利だね。


「て、お姉ちゃんレベルが3だね!」

「・・・決闘、上がった」

「そういえばさっきプレイヤー3人とPvPしてたね」

「一人ずつ倒したんですか?」

「・・・まとめて」

「流石お姉ちゃん、あの人達が悪かったんだよね?」


流石ミュー、私の事を良く分かっているね。頷いてそうだと肯定する。みんなから脅威と尊敬の眼差で見られた。気まずかったのでミューに助けを求め、出発を急ぐ。

そのまま私達は東の森に向かった。東門を潜って森へ進んだ。歩いている途中で角の生えた小さなウサギが4羽、こちらに向かって襲いかかってきた。


ホーンラビット LV:1


名前を確認したらみんな自分の武器を手に取り構えた。私も構えてさっき習得したスキルを試してみようか。最初に【威圧】を試してみよう。


「【威圧】」


すると2羽のホーンラビットの動きが止まった。少し怯えているようだね。これは便利。残りの2羽が私に向かって突進してきた。次に【天龍家武闘術】を試してみようか。試しに一の形、竜拳を使おう。


「『竜拳』」


すると体が引っ張られる感覚と共に1羽に竜拳を叩き込んだ。ホーンラビットのHPは削り切れず、残りわずかな所で吹き飛んだ。思ったより威力が弱かったのでもう一度攻撃しようと思ったら、体が急に上手く動かせなくなった。え、なんで?私は混乱しながら他のホーンラビットの攻撃が当たるの待つしかなかった。来たる衝撃に目を閉じて待っていたら、衝撃の代わりにガインと鈍い音が響いた。目を開くとミューが盾を持って攻撃から守ってくれた。


「お姉ちゃん、大丈夫!?」

「・・・ごめん、不覚」

「気にしないで、パーティーの隙は他の人で補う!」

「【ダブルスラッシュ】!」


ルチュルちゃんがミューに弾かれたホーンラビットを斬りつける。パリンと音と共にホーンラビットは砕け散った。セイハくんがハンマーで私が仕留め損ねたホーンラビットに追い打ちをかけて完全に倒した。怯んでいたホーンラビット達はテルテルちゃんとアルファルちゃんの集中攻撃によって倒されていた。


「よし、終わったよー」

「お姉ちゃん、さっきはどうしたの?お爺ちゃんから習った技だったみたいだけど」

「・・・スキル、使用、行動不可」

「スキルになって使ったら動けなかったって事?」

「・・・(コクコク)」


ミューがスキルの説明を見せてと言われたけど、やり方が分からなかったのを察して教えてくれた。教えた通りに【天龍家武闘術】の説明を見せた。


「ミュー、今の3つの単語で言いたい事が分かるなんて、相変わらずすごいよね」

「慣れたからね〜、お姉ちゃんの言いたい事は分かるよ」

「でもさっきの姉御のスキルってあの技だよな?いつも無双している・・・」

「うん、でも見た感じスキルになってアクティブスキルになって硬直時間が出てるみたいだね」

「だ、だとすると、コクマさんがスキルとして使わずいつも通りにすれば大丈夫なはずです」

「そうするとー、もう一回戦ってみよー。そうすればー、確認できるしー」

「それじゃもう一戦いってみよ〜!」


この子達ゲームに詳しいんだねー。流石βテスターってやつだね。私は何も分からないから本当に助かるよ。私の【天龍家武闘術】はアクティブスキル、略してASと言って任意に発動するスキルらしい。この様なスキルはシステム的に体が動かされて意識しなくてもいいけど、しばしの硬直時間があって状況に応じて使う方がいいみたいだ。それと【威圧】もASらしい。【拳闘術】はパッシブスキル、略してPSと言って常時発動されるスキルだそうだ。難しいけどだんだん覚えてきたぞ。

そのまま進んでまたホーンラビット4羽と遭遇した。さっきとは別にスキルじゃなく普通に武闘術を使って見たらさっきの様な硬直はなく、あっさりと倒せた。武闘術はどうしようもない時に使ったりするしかないね。まだ始まったばっかりだからこの子達からたくさん学んでおこう。


登場人物増加。セイハくんはハーレム状態だが、ビジュアルはほぼ女パーティーな件。

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