表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
263/273

第259話 やっと宝箱が復活した

 早めにダンジョンから帰って来た俺たちは早々に王城に帰り着き、俺はアモダフさんに今日の探索の進捗を報告しつつ隠し部屋の宝箱がまだ復活してなかった事も伝えた。


「そうですか、新たに出来たダンジョンなので一日で復活するかもと期待していたのですがダメでしたか」

 どうやらアモダフさん的にも期待していたらしく再ポップしてなかった事に少しだけ落胆していた。

「一日で復活しないとなると他のダンジョンと同じく一週間から一月ほど掛かるかもしれませんね」

 そう助言を貰った俺は部屋を後にして自分の部屋に戻って来た。


 部屋に戻り姫姉たちと合流してアモダフさんから聞いた事を伝えると姫姉は「そっかぁ」と溢し少女は「私もそう聞いた事があります」と教えてくれた。

 それから俺は姫姉の引き締まった太ももを揉み解して夕食までの時間まで待ち、夕食の時間を伝えに来たメルリアさんの前に頬を上気させた姫姉が現れて驚かれつつ食堂で夕食を食べて明日に備えて眠りについた。


 次の日も俺たちはダンジョンに潜り隠し部屋に足を運び宝箱が再ポップしてないか確認したがまだ復活はしておらず、その日は五十四階層のマップの埋め尽くしをしてから帰った。

 五十五階層にはいつでも行けるがこれ以上進むと日帰りが出来なくなる可能性があるので風呂が出来上がってから先に行くと決めて俺たちは毎日隠し部屋の確認だけする事にしてそれ以外の時間は泊まりがけでダンジョンに潜る為の準備をする事になった。


 そうこうしているうちに宝箱を見つけてから一週間が経過した日の午後にダンジョンに寄り隠し部屋に入った所で念願の宝箱の蓋が閉まっている事が確認できた。

 ただ宝箱の蓋が勝手に閉まった可能性もあるので俺は念には念を入れて鑑定解析を使った。



《虹色の宝箱》

 誰が設置したのか誰も知らない虹色に輝く宝箱

 ダンジョンで亡くなった人の持ち物が入っているともされるが真偽しんぎは不明

 罠は無いが鍵が掛っている


 この宝箱はダンジョンの管理をしている神の従者が適当に設置した物

 中身も開くまで決まっておらず宝箱に触れた瞬間に一定ランクの物がランダムで選ばれる

 ちなみにLUK値が高い方が良い物が出やすい

 鍵の解除にはスキル鍵開けLv.5が必要

 無理矢理こじ開けると中身のランクが下がる



 鑑定解析の結果、宝箱が復活している事が確定したので俺は一旦落ち着いて周りを確認してから宝箱に少女と二人で近づいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ