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第252話 俺たちの休日の過ごし方

「さて今日も今日とて俺の部屋に集まっている訳だけど。ダンジョン探索の再開を一週間後に計画してたけど風呂が完成まで二週間くらいかかるけどどうする?」

 俺は朝食後に俺のベッドに寝転んで俺にマッサージをさせている姫姉に今後についてどうするか尋ねた。


「どうするって聞かれても、私は長期間ダンジョンに潜るならお風呂は絶対だから。それだけは譲るつもりないよ」

「姫姉がそう言うなら取り敢えずダンジョンに長期間潜るのは風呂が届いてからって事で良い?」

 俺がそう聞いて見ると姫姉は「意義なし」と答え、顔を赤らめながら俺たちの事をチラチラと見ている少女も「大丈夫です」と小声で言った。

 

「それでだけど、風呂が届くまでの間はどうする?」

「どうするって聞かれても、私は体が鈍らなければなんでも良いよ」

「ん、今何でもって言った?」

「言ったよ、日課の稽古だけちゃんとすれば他は何でも良いよ? それこそあんな事なこんな事だって」

 姫姉はニマニマと小悪魔な笑みを浮かべながらそう言って俺の理性を試して来た。

「そんな事言っても俺は引っかからないぞ」

「言ってる事と手が合ってないよ?」

 ニマニマ笑いのまま姫姉はそう指摘してきた。

 俺はその指摘をされて初めて俺の手が姫姉の安産型のお尻を揉んでいる事に気が付き直ぐに手を離そうかと思ったが直ぐに離せばなんか負けた気がするので俺はマッサージを続行した。

「これはマッサージの一環だから」

 俺はそう言い訳をしつつそのまま太腿を大胆に揉みしだいた。

「マッサージかぁ。んっ♡ マッサージなら仕方ないね」

 姫姉は艶っぽい声を漏らしながら俺にされるがままマッサージを受け続けて最終的に全身隈無くマッサージを行った。


 マッサージが終わったところで姫姉が「それでお風呂が届くまでの二週間どうするの?」と聞いて来たので俺は「日帰りでダンジョンの五十一階層を進んでみたい」と告げると「ならそういう事で」とあっさりと今後の行動方針が決まった。


 そこまで決まったところで俺たちは今日これからどうするか話し合い、街に繰り出す事にした。

 メルリアさんに街に出ると伝えて俺たちは歩きで王城を出て商店が立ち並ぶ商店街でウインドウショッピングを楽しみ、各々気になった物を買ったり眺めたりしながら時間を潰し、昼食を屋台で済ませてから更にカジノで少し遊んでから王城に帰りいつもの型稽古や筋トレなどをして一日を終えた。

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