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第25話 初心者ダンジョン『シアの迷宮』探索四階層、五階層

前回のあらすじ

シアの迷宮の二階層と三階層を突破した。

 俺たちは四階層へ降りる階段がある部屋で転移水晶をアクティベートし、俺たちは四階層へとやって来た。

「この四階層ではビッグラットにスライムそしてメイズゴブリンです。この階層から魔物は同時に三体まで出てきます」

 メルさんの説明を聞き終わり、俺たちは四階層を進み始めた。

 それから数分歩いて行くとスライムが三体現れ、俺たちはお姫様に殺られる前に石ころを投げつけた。その後お姫様の魔法により消し炭にされてしまった。

 その後も石ころを当ててはお姫様に魔法で倒されていった。

「やっぱり石ころ当てたくらいじゃぜんぜん経験値入ってこないな」

 フロアマスターのビッグスライムを倒した後から結構な数のモンスターを倒しているが一向にレベルが上がらない。そうこうしているうちに、四階層のフロアマスターの部屋の前まで来てしまった。

「四階層のフロアマスターってどんなモンスターなんですか、メルさん」

「はい四階層のフロアマスターはメイズハイゴブリンです。通常のメイズゴブリンの倍の大きさで剣と魔法を使います。単体ですが厄介なモンスターですのでお気をつけください」

 俺たちはメルさんの説明を聞いてから扉を開け中に入る。全員が中に入るとおなじみの自動で扉が閉まり黒いモヤが中央に集まりモンスターを形取った。

俺たちはお姫様が魔法を放つ前に全力で石ころを投げまくった。石ころがヒットしていき十個ほど投げたころ、お姫様の魔法が放たれハイゴブリンは無残に焼失してしまった。

その燃え跡にはピンポン玉くらいの大きさの魔石とメイズハイゴブリンが持っていたであろう鉄でできたショートソードが落ちていた。

 それらを回収し、俺たちは開かれた奥に続く扉を通過する。

 全員が通り過ぎるとひとりでに閉まり、俺たちは転移水晶をアクティベートし五階層へと進んでいった。

「五階層からはビッグラットにスライムにメイズゴブリン、そしてメイズバッドが出てきます。メイズバッドは人の頭位の大きさの蝙蝠です。このメイズバッドは風魔法を使ってくるので気を付けて下さい」

 それから五階層でも特に苦戦を強いられることもなく、フロアマスターの部屋の前まで来てしまった。

「さあフロアマスター戦ですわ。今回も私が華麗に燃やしてあげますわ」

「アウリア様それは出来ないかもしれません」

「なぜですのメルリア?」

「五階層のフロアマスターはシェルタートルです。殆ど魔法が効きません」

 やっと俺たちが戦うことのできるモンスターが来てくれたぜ。

 俺たちは内心喜んでいた。

「お姫様はおとなしくそこで見ていてください。俺たちが倒しますよ」

 俺がそう告げるとお姫様は悔しそうに俺たちを睨んできた。

 だが俺たちはその視線を気にせずに扉を開けて中に入って行った。

 ここも他と同じく全員が入ると自動で扉が閉まり、部屋の中央に黒いモヤが集まってモンスターを形取った。

 今回はお姫様が手を出しても魔法は効かないので俺たちはゆっくり武器を構えてモンスターに向かっていった。

 シェルタートルはゾウガメの倍くらい大きく動きがものすごく遅かった。俺たちは無防備な首や足などを集中的に攻撃していると見事に倒すことに成功した。

 シェルタートルは倒されると黒いモヤを発生させて消えた。その後に残されたのはピンポン玉サイズの魔石と甲羅だった。

 甲羅はシェルタートルの特性が乗った魔法に強い素材だった。

 そんな感じで奥の部屋にて転移水晶をアクティベートして一度外に出た。

 外に出るとちょうど日暮れ前だったので俺たちは今日の探索をここで終え王城へと帰って行った。

 俺は帰る途中にステータスを確認していた。


名前 ユーマ ナギタキ

性別 男

年齢 15

種族 人族

職業 

ファーストジョブ 異世界の学生Lv.30

セカンドジョブ 無職Lv.15

サードジョブ 見習い槍士Lv.Max

レベル 30


HP 165/165

MP 160/160


STR(筋力) 44

DEF(防御力) 49

AGI(素早さ) 54

DEX(器用さ) 79+35

INT(賢さ) 54

LUK(運) 40+60


スキル スキルポイント29

ユニークスキル

言語翻訳、成長促進、無限収納アイテムボックス、スティール、透視、念話、スキルポイント再振り分け、形状変化、武器スキル結合


戦闘系スキル

体術Lv.7、剣術Lv.7、槍術Lv.5、棒術Lv.5、弓術Lv.4 


耐性系スキル

痛覚耐性Lv.2 


魔法系スキル


補助系スキル

鑑定Lv.Max、算術Lv.6、気配察知Lv.4、幸運Lv.Max、豪運Lv.Max、器用さLv.7


生産系スキル

料理Lv.4、裁縫Lv.2


称号

異世界人(ボーナススキル、鑑定Lv.Max、言語翻訳) 


加護

八百万の一角の加護(ボーナススキル、成長促進、無限収納アイテムボックス)


職業ボーナス

アルバイト(ジョブ枠が一つ増える)

アルバイト(ジョブ枠が一つ増える)

就職(ジョブ変更が可能になる)

ボーナススキルポイント5

☆ボーナススキルポイント5


 やはり職業ボーナスにボーナススキルポイント5が増えていた。これで見習い系の職業のレベルマックスの報酬がボーナススキルポイント5だと大体予想がついた。

 さてとこれで見習い槍士もレベルマックスになったし次はどの職業に変更しようかな。

職業 

ファーストジョブ 異世界の学生Lv.30

セカンドジョブ 無職Lv.15

サードジョブ 見習い槍士Lv.Max 

変更可能職業一覧

異世界の学生Lv.30、無職Lv.15、見習い剣士Lv.Max、見習い槍士Lv.Max、見習い弓士Lv.4、見習い戦士Lv.8、剣士Lv.1、New槍士Lv.1


 ここは順番に見習い弓士にでもしておこう。

 俺が職業を変更したりしてる間にどうやら王城の離れに着いたみたいだ。

 俺たちはダンジョンでの疲れを癒すため、そしてダンジョンで汚れた体を洗い服を着替えるために風呂に向かった。

 体を洗い綺麗になった俺たちは夕食に舌鼓をうち、ダンジョンの疲れもあってかすぐに眠りについていった。

 また姫姉がベッドに入って来る可能性がある事をすっかり忘れて深い眠りについた。



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