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第24話 初心者ダンジョン『シアの迷宮』探索二階層、三階層

前回のあらすじ

シアの迷宮一階層を突破した。

 俺たちは階段を下りて行き二階層に着いた。

「ここからはモンスターが普通に出てくるのでお気を付けください」

 メルさんがそう言って注意を促してくれた。

 それから俺たちは地図を見ながらフロアマスターの部屋を目指して歩を進めた。

 道中ビッグラットが出てきたがどれも単体で出てきたためさして脅威にはなりえなかった。

 それからかれこれ十数体のビッグラットをお姫様が一撃で倒していると奥にフロアマスターの部屋に繋がる扉が見えてきた。俺たちは気持ちを落ち着かせて扉を開けて中に入る。一階層のフロアマスターの部屋と同じかんじの部屋だった。入って来た扉が閉まり、部屋の中央に黒いモヤが集まりそこからハイビッグラットに似た頭に角の生えたネズミが現れた。

「あれは一角大鼠ですわね。頭に生えた角に気を付ければ簡単に倒せますわ、でも先手必勝炎の槍よ我が敵を穿てファイアランス三連ですわ」

 お姫様がそう叫び炎の槍が一角大鼠に当たるとネズミはのた打ち回りやがてこと切れて黒いモヤとなり死んでしまった。後に残されたのは小粒の魔石とネズミの角だけだった。

「ふぅ、やりましたわ。これで二階層も突破ですわ」

 お姫様は喜んでいるが俺たちは苦笑いするしかなかった。なんせ俺たちは今日ダンジョンに来てから一度もモンスターを相手にしていないのだから。

 俺たちも少しは戦闘に参加したいんだけどお姫様が出てきた魔物を一撃で魔法で倒してしまうため俺たちは一度も魔物は倒せていない。このままだと1レベルも上げれずに今日のダンジョン探索が終わってしまいそうだ。

 それから下の階層に降りる部屋で転移水晶に手を触れてアクティベートして俺たちは三階層にやって来た。

 三階層ではビッグラットが二体同時に現れた。それでもお姫様の魔法の前では全然相手にならず俺たちの出番が一向に来ない。それからもビッグラットやスライムが二体同時に出てきたがお姫様は魔法を使いオーバーキルをしていた。

「あのー、お姫様。俺たちもレベル上げのために戦いたいのですが」

「いちようパーティーですので少量ですが経験値は入りますよ。戦闘に参加したときより貰える量は極微量ですが」

 マジですか、じゃあもしかしてレベル上がってるかも。

 そう思い俺はステータスを開いてみた。


名前 ユーマ ナギタキ

性別 男

年齢 15

種族 人族

職業 

ファーストジョブ 異世界の学生Lv.28

セカンドジョブ 無職Lv.10

サードジョブ 見習い剣士Lv.8

レベル 29


HP 160/160

MP 155/155


STR(筋力) 43

DEF(防御力) 48

AGI(素早さ) 53

DEX(器用さ) 78+35

INT(賢さ) 53

LUK(運) 40+60


スキル スキルポイント18

ユニークスキル

言語翻訳、成長促進、無限収納アイテムボックス、スティール、透視、念話、スキルポイント再振り分け、形状変化、武器スキル結合


戦闘系スキル

体術Lv.7、剣術Lv.7、槍術Lv.5、棒術Lv.5、弓術Lv.4 


耐性系スキル

痛覚耐性Lv.2 


魔法系スキル


補助系スキル

鑑定Lv.Max、算術Lv.6、気配察知Lv.4、幸運Lv.Max、豪運Lv.Max、器用さLv.7


生産系スキル

料理Lv.4、裁縫Lv.2


称号

異世界人(ボーナススキル、鑑定Lv.Max、言語翻訳) 


加護

八百万の一角の加護(ボーナススキル、成長促進、無限収納アイテムボックス)


職業ボーナス

アルバイト(ジョブ枠が一つ増える)

アルバイト(ジョブ枠が一つ増える)


 1レベルも上がってねーじゃねーかッ!ほんとに極微量しか経験値入ってねーのかよ!

「お姫様、やっぱり俺たちも戦闘に参加させてほしいんですけど。やっぱり経験値欲しいですし」

「なら私より先に攻撃を当てればいいのですわ」

 あのお姫様、俺に戦わせる気ねーな。ならしょうがない、この際その辺で拾った石ころ当てて経験値稼がせて貰おう。

 それから俺たちは魔物が視界に入ったら石ころを投げてお姫様に倒させて経験値稼ぎを行いながら俺たちは三階層のフロアマスターの部屋の前までやって来た。

「さて三階層のフロアマスターはビッグスライムです。ビッグスライムは物理攻撃が通じにくいため魔法による攻撃で倒すのが最適です。という事でアウリア様の魔法で倒してしまいましょう」

 軽く作戦会議を行い俺たちはフロアマスターの部屋に入って行った。

 他の階層と同じく全員が中に入ると扉がひとりでに閉じ、部屋の中央に黒いモヤが集まりそこから普通のスライムより倍くらいの大きさのスライムが現れた。

 俺たちはその辺で拾った石ころをお姫様が魔法を使う前に大きく振りかぶりビッグスライムの核のど真ん中に投げつけた。

 カァーンと小気味の良い音が鳴ったかと思うとビッグスライムは形を崩し格である魔石とスライムの粘液が入った瓶がそこに残っていた。

「あれ、もしかして俺が倒しちゃったのか?」

「はい、ユーマ様が投げた石がちょうどビッグスライムの弱点である核に見事命中し倒されました」

「ちょっと私の魔法が無駄になったじゃないですか」

 もしかしなくても俺が投げた石ころが原因でビッグスライムを倒してしまったらしい。お姫様はそれに怒っていた。そんな事よりもしかしたらレベルアップしてるかも。

 そう思い俺は今度こそと言う思いでステータスを開いた。

名前 ユーマ ナギタキ

性別 男

年齢 15

種族 人族

職業 

ファーストジョブ 異世界の学生Lv.30 2up

セカンドジョブ 無職Lv.15 5up

サードジョブ 見習い剣士Lv.Max 2up

レベル 30 1up


HP 165/165 5up

MP 160/160 5up


STR(筋力) 44 1up

DEF(防御力) 49 1up

AGI(素早さ) 54 1up

DEX(器用さ) 79+35 1up

INT(賢さ) 54 1up

LUK(運) 40+60


スキル スキルポイント24

ユニークスキル

言語翻訳、成長促進、無限収納アイテムボックス、スティール、透視、念話、スキルポイント再振り分け、形状変化、武器スキル結合


戦闘系スキル

体術Lv.7、剣術Lv.7、槍術Lv.5、棒術Lv.5、弓術Lv.4 


耐性系スキル

痛覚耐性Lv.2 


魔法系スキル


補助系スキル

鑑定Lv.Max、算術Lv.6、気配察知Lv.4、幸運Lv.Max、豪運Lv.Max、器用さLv.7


生産系スキル

料理Lv.4、裁縫Lv.2


称号

異世界人(ボーナススキル、鑑定Lv.Max、言語翻訳) 


加護

八百万の一角の加護(ボーナススキル、成長促進、無限収納アイテムボックス)


職業ボーナス

アルバイト(ジョブ枠が一つ増える)

アルバイト(ジョブ枠が一つ増える)

☆就職(ジョブ変更が可能になる)

☆ボーナススキルポイント5


 また新しいボーナスが出てきてるわ、確認しとこ。


就職(ジョブ変更が可能になる)

異世界の学生Lv.30のボーナスにより取得

ボーナススキルポイント5



 おお、これでやっとジョブ変更が可能になるわ。とりあえずレベルマックスになった見習い剣士を変えてみるか。


職業 

ファーストジョブ 異世界の学生Lv.30

セカンドジョブ 無職Lv.15

サードジョブ 見習い剣士Lv.Max 

変更可能職業一覧

異世界の学生Lv.30、無職Lv.15、見習い剣士Lv.Max、見習い槍士Lv.7、見習い弓士Lv.4、見習い戦士Lv.8、New剣士Lv.1


 さてとサードジョブには何を入れようか迷うな。レベルマックスにすればボーナスが入るしここは見習い槍士Lv.7にしておこうか。

 こうして俺はサードジョブを見習い槍士に変更しておいた。



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