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勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている  作者: まる
【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている② ~五大王国合同サミット~】
22/330

~登場人物~

3.12 ルビのずれを修正

☆勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている② ~五大王国合同サミット~☆


登場人物紹介


☆樋口 康平(age16・♂)

 主人公。

 冷静さや物事を客観的に捉える性質に長ける以外はどこにでもいる普通の高校生。

 戦略ゲームや盤上競技が得意なため勝負事には強いが押しに弱く、基本的にマイナス思考。

 春休みの異世界での大冒険の際には参謀役を務めた。

 ノスルクやセミリアからは信頼されており、馴れ合いを嫌うサミュエルからも唯一そばにいることを咎められないだけの地位を知らないうちに確立している。


☆高瀬 寛太(age25・♂)

 自称オタクで引き籠もりの駄目人間。

 何をするにもアニメやゲームの知識を元に行動する嫌いがあり、加えて思い付きの言動が目立つせいで周囲を面倒事に巻き込むことが多々ある。

 異世界の冒険では立派に戦う場面もあったが、基本的にはトラブルメーカー。

 なぜかセミリアからは名前を間違って覚えられている。


☆夏目 飛鳥(age21・♀)

 大阪からはるばる寛太を訪ねてきたフリーター。

 出身地の土地柄、ほとんど反射的にツッコミを入れてしまう賑やかな性格をしている。

 初めて会う寛太に失望し、とんぼ返りを決めたところに偶然現れたセミリアに興味を持ち強引に同行することを決める。



【グランフェルト王国】


☆リュドヴィック王(age51・♂)

 グランフェルト王国の主。

 人情味、人間味は人並み以上に持ち合わせているが、為政者として特に秀でた能力を持っているわけでもなく国の兵力も乏しいため他国の王と比べるとやや肩身が狭い思いをしている。


☆ロールフェリア王女(age20・♀)

 リュドヴィック王の娘で通称ローラ姫。

 外見こそ美しいが早くに母を亡くしているためか、いささか我が儘な性格をしている。

 王家として培って然るべきの知識教養にも疎く、王の心配の種である。


☆セミリア・クルイード(age18・♀)

 グランフェルト王国唯一にして最大の戦力である二人の勇者のうちの一人で整った顔立ちに長く綺麗な銀髪が特徴的な少女。

 世界でも最高位の戦士七人の総称【天武七闘士】の一人に数えられる。

 通称【聖剣のシルバーブレイブ】

 正義感、使命感が強く弱きを助け悪を討つことが自らの存在意義だと信じている。

 ゆえに視野が狭くなりがちであり、それを自覚しているからこそ康平やノスルクに頼る懐の広さも持っている。


☆サミュエル・セリムス(age17・♀)

 クランフェルト王国唯一にして最大の戦力である二人の勇者のうちの一人。

 プライドが高く、馴れ合いや助け合いを嫌う一匹狼な性格の持ち主。

 個としての純粋な強さを求め過ぎるゆえに勇者としての本分を蔑ろにしてしまう一面もあるが、基本的には面倒見がよく口の悪さほど嫌味な人間ではない。


☆ミランダ・アーネット(age16・♀)

 城に仕える若き侍女。

 魔王討伐の折、唯一恩賞を受け取らなかった康平へ贈られた世話役の一人。

 笑顔が似合う明るく素直でひたむきな性格をしており、康平に仕えることを光栄に思っている。


☆アルス・ステイシー(age20・♀)

 城に仕える侍女であり康平の異世界での生活をサポートする世話役を仰せつかった一人。

 大人っぽく落ち着いた雰囲気を常に出していて、人をからかうことを楽しむ癖がある。

 仕事ぶりや能力はミランダを上回るが、楽をしてお金を稼ぐことを目的に自ら康平の世話役を申し出た裏側がある。

 


【シルクレア王国】


☆ラブロック・クロンヴァール(age26・♀)

 世界最大の土地面積と人口、兵力を持つシルクレア王国の女王。

 亡き父の後を継いで若くして王となったが、その強さや勇猛さカリスマ性もあって人望が厚く、配下の忠誠心もこぞって高い。

 自国と世界の平定を保つ使命を自らに課し、それを乱す者はすなわち敵であると認定する。

 強さも美貌も世界一と名高く、一戦士としても世界の頂点に立つほどの強さを持っており天武七闘士の一人にも数えられている。

 通称は【姫騎士】


☆ダニエル・ハイク(age20・♂)

 女王直属の戦士の一人。

 背に負った巨大なブーメランに加え六つのブーメランを自在に操る国内でも有数の強者。

 女王に対する忠誠心も高く、戦士としても一流。

 基本的には常識人だが、相方の身勝手により貧乏くじを引くことが多い。

 通称【六つの翼(セラフィム)


☆クリスティア・ユメール(age19・♀)

 女王直属の戦士の一人。

 鋼の糸を操る王国きっての女戦士。

 クロンヴァール王を恋慕し、王の命令に従うこと以外にほとんど興味が無くハイクが邪魔でしかたがない。

 気が強い上に姑息な性格をしており、隙あらば女王を独占しようとする。

 通称は【天元美麗蜘蛛(アルケニー)


☆ロスキー・セラム(age42・♂)

 世界最強の魔術師。

 攻撃魔法の能力においては右に出る者はおらず、天武七闘士の一人にも数えられている。

 通称【千術導師(ミル・マージ)

 長く王族に仕え、忠誠心も高い。

 王家相談役と軍部参謀を務める事実上の軍のトップ。


☆アルバート(age37・♂)

 シルクレア王国の兵士を纏める兵士長。

 個性の強い面々の中にあって地味な存在であることを自覚しているが戦闘能力はその肩書きに足るだけのものを持っている。

 温厚な性格をしており、部下や仲間の信頼も厚い。


【ユノ王国】


☆ナディア・マリアー二(age19・♀)

 天門の守護者という言い伝えが残るユノ王国王家の血を引き、現役国王を務める若き少女。

 物腰が柔らかく公の場における協調性は持ち合わせているが最低限の国家間連携を超える関係は築かない方針を貫いている。

 一見争いとは無縁な高貴な雰囲気を纏っているが、兵士団を持たない国柄から前線に立つことも多く毅然とした態度と怯まない勇気、屈しない心を持っている。


☆ケイティア・ウェハスール(age22・♀)

 マリアー二王の世話役であり戦闘要員でもある魔法使い。

 方眼鏡が特徴的な端正な顔立ちをしており、知能も優れるため周囲の者から頼られる存在。

 魔法使いとしての戦闘力も高く、仲間内では精神的主柱を担っている。


☆エルフィン・カエサル(age17・♀)

 マリアー二王の側近でありケイティアの義妹。

 猪突猛進で思ったことを口にする子供っぽい性格をしているが、戦士としての戦闘力は高い。

 数少ない王室一派において常に先頭を切って戦う勇猛さを持っているが、協調性や外部の人間へ歩み寄る気はほとんど無い。


☆スカットレイラ・キャミイ(age21・♀)

 マリアー二王専属の護衛戦士。

 左腕に装着した大きなクローが目立つユノ王国最強の戦士。

 主君に従順ではあるが、寡黙で積極的に言葉を発することはほとんどない。


☆シャダム(age20・♂)

 王室に仕える軍師。

 大言壮語が多く周囲に呆れられる場面が目立つ。

 軍師という役職ではあるが、ほとんどケイティアがその役目を代行してしまっているため本人も立ち位置がいまいちはっきりしない。



【サントゥアリオ共和国】


☆パトリオット・ジェルタール(age27・♂)

 齢27でありながら王になって八年になる若き大国の王。

 希代の美男子でありクロンヴァール女王のフィアンセでもある。

 元兵士であるため相応の戦闘力を持っているが、ほとんど前線に出ることはない。

 複数の大臣や幹部兵らをそばに置き政務の指針にするなど共和国であることを重んじる一面もあるが内戦中の国家を平定すべく人の上に立つ者としての毅然とした態度を押し通すことも。

 

☆エレナール・キアラ(age23・♀)

 サントゥアリオ王国最強の戦士であり、王国護衛団(レイノ・グアルディア)の総隊長を務める若き女戦士。

 伝説の武器である雷神の槍を扱い天武七闘士の一人でもある。通称【雷鳴一閃(ボルテガ)

 平和の維持と弱きを守ることを何よりも重視し、自らが決めたことをやり遂げる意志の強さを持つ。

 兵士達からも慕われており、王の信頼も厚い。

 

☆ヘロルド・ノーマン(age44・♂)

 王国護衛団副隊長を務める古参のベテラン兵士で元総隊長。

 感情の起伏がほとんど見られず表情、口調も常に一定である冷血漢。

 戦闘力は高いが、敵の殲滅に拘る采配が目立つ。


☆コルト・ワンダー(age15・♂)

 護衛団の幹部の一人である魔法使いの少年。

 歴史上戦闘部族からの繁栄である国であるがゆえに魔法使いが極端に少ない王国護衛団の中でそれなりに魔法を扱えるためにそれなりの地位を与えられているが、実戦経験が少なく気も弱いこともあっておどおどする態度が目立ち、力量も肩書きに比例しない程度でしかない。



【フローレシア王国】

☆マクネア王

 フローレシア王国の王。

 公の場においても気だるさを隠すこともなく、護衛の一人も引き連れずにサミットに参加するなど協調性の感じられない言動が目立つ世界きっての嫌われ国家の長。

 サミットには唯一の友好国であるユノ王国からの要請から参加しているだけに過ぎず毎回顔を出すだけの義理を果たすと勝手に帰ってしまう。

 他国との関係は悪く、特にシルクレア王国とは戦争の一歩手前まで発展したばかりである。


【魔王軍】

☆大魔王 ゴア

 魔族の長にして圧倒的な魔力を持つ大魔王。

 近年は人間界との抗争も最小限に抑えているが、それは人間を滅ぼすための準備期間であるがゆえ。

 落ち着いた風格でありながら時に残虐な思想を見せ魔族を支配する。


☆メゾア

 大魔王の子息で魔王の一人。

 好戦的で短気な性格をしており人間を滅ぼすこ特に一番拘っている。

 自分とは正反対な思考を持つ弟達の態度にイラ立つことも多い。 


☆カルマ

 大魔王の子息で魔王の一人。

 次男ではあるが、兄弟の中では一番落ち着いており頭も良い。

 怒りっぽい兄メゾアを宥めたり、幼い妹シェルムの遊び相手を務めたり、さらには父ゴアの補佐をしたりと多方面に能力を発揮している。

 温厚で優しい雰囲気を纏ってはいるが、人知れず野心も秘めている。


☆ドネス

 大魔王の子息で魔王の一人。

 二人の兄と違って戦闘能力に乏しく、食べて遊んで寝るだけのだらけた性格をしている。

 人間にも興味は無く、争いも嫌いなためメゾアに詰られてばかりいる。

 太っているため動きも遅く、頭も良くないが本人は特に気にしてもいない。


☆シェルム

 大魔王の子女で魔王の一人。

 末妹であり、唯一の女であるため性格も幼く子供っぽく甘えたがり。

 特に抗争に興味は無いが、父や兄達に置いて行かれまいと背伸びして人間界へ入ったものの勇者に敗れて帰ってきた。

 短気なメゾアを嫌い、優しいカルマを慕っている。曰くドネスは臭いから一緒に遊びたくはないらしい。

 

☆エスクロ

 魔王軍四天王の一人。

 全身を黒い甲冑で包み、肉体はほとんど隠れている。

 魔王軍最強の剣士であり、通称は【漆黒の魔剣士】


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