表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている  作者: まる
【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている⑨ ~ファントムブラッド~】
188/331

~登場人物紹介~



☆樋口 康平(age16・♂)

 主人公。

 冷静さや物事を客観的に捉える性質に長ける以外はどこにでもいる普通の高校生。

 戦略ゲームや盤上競技が得意なため勝負事には強いが押しに弱く、基本的にマイナス思考。

 異世界で多くの出会いと旅、戦いを経験し人間的にも精神的にも少しずつ成長している。

 特にセミリアやアネットとは強固な信頼関係を形成しており、他国の面々からも一目置かれつつある。



【グランフェルト王国】


☆セミリア・クルイード(age18・♀)

 グランフェルト王国唯一にして最大の戦力と言われる二人の勇者のうちの一人である整った顔立ちに長く綺麗な銀髪が特徴的な女戦士。

 世界でも最高位の戦士七人の総称【天武七闘士】の一人に数えられる。

 通称【聖剣のシルバーブレイブ】

 正義感、使命感が強く弱きを助け悪を討つことが自らの存在意義だと信じている。

 ゆえに視野が狭くなりがちであり、それを自覚しているからこそ仲間に頼る懐の広さを持つ。。

 新たに勃発した明確な敵の姿が見えない争いに心を傷めている。


☆ジャクリーヌ・アネット(age24・♀)

 とある事情から現代に蘇った【伝説の二代目勇者】

 過去の悲劇から王家に疎まれる身であったがノスルク、ガイア両名の遺言により急逝したリュドヴィック王の代わりに宰相兼国王代理として王国を導く立場となった。



☆ミランダ・アーネット(age16・♀)

 城に仕える給仕であり康平の専属の世話役の一人。

 笑顔が似合う明るく素直でひたむきな性格をしており、頭が良く強さや勇気を持ち合わせている康平のことを尊敬を通り越して敬愛している。


☆ラルフ

 フローレシアの研究所なる施設で倒れていた猫耳の少女。

 合成獣(キメラ)計画の被験体の一人であり人間の兄妹と魔物の合成体である。

 雌雄嵌合体(モザイク)の性質を持ち、戦闘力は高い。

 康平の計らいによりグランフェルト城に身を置くこととなった。



【シルクレア王国】


☆ラブロック・クロンヴァール(age26・♀)

 世界最大の土地面積と人口、兵力を持つシルクレア王国の女王。

 亡き父の後を継いで若くして王となったが、その強さや勇猛さカリスマ性もあって人望が厚く、配下の忠誠心もこぞって高い。

 自国と世界の平定を保つ使命を自らに課し、それを乱す者はすなわち敵であると認定する。

 強さも美貌も世界一と名高く、一戦士としても世界の頂点に立つほどの強さを持っており天武七闘士の一人にも数えられている。

 通称は【姫騎士】

 世界を守るためサントゥアリオ、ユノ両国に宣戦布告し、決意と覚悟の表明として幼少から慕うローレンス神父の首を差し出した。


☆ダニエル・ハイク(age20・♂)

 女王直属の戦士の一人。

 六刀流のブーメラン使いである国内でも有数の強者。

 女王に対する忠誠心も高く、戦士としても一流。

 基本的には常識人だが、同じく直属の戦士である片割れの身勝手により貧乏くじを引くことが多い。

 通称【六つの翼(セラフィム)


☆クリスティア・ユメール(age19・♀)

 女王直属の戦士の一人。

 糸使いとして名を馳せる王国きっての女戦士。

 クロンヴァール王を慕い、王の命令に従うこと以外にはほとんど興味が無い。

 子供っぽい性格をしており、隙あらば女王を独占しようとする。

 通称【天元美麗蜘蛛(アルケニー)


☆アルバート(age37・♂)

 シルクレア王国の兵士を纏める兵士長。

 個性の強い面々の中にあって地味な存在であることを自覚しているが戦闘能力はその肩書きに足るだけのものを持っている。

 温厚な性格をしており、部下や仲間の信頼も厚い。



【サントゥアリオ共和国】


☆パトリオット・ジェルタール(age27・♂)

 齢27でありながら王になって八年になる若き大国の王。

 希代の美男子でありクロンヴァール女王のフィアンセでもある。

 元兵士であるため相応の戦闘力を持っているが、ほとんど前線に出ることはない。

 複数の大臣や幹部兵らをそばに置き政務の指針にするなど共和国であることを重んじる一面もあるが内戦中の国家を平定すべく人の上に立つ者としての毅然とした態度を押し通すことも。


☆エレナール・キアラ(age23・♀)

 サントゥアリオ王国最強の戦士であり、王国護衛団の総隊長を務める若き女戦士。

 伝説の武器である雷神の槍を扱い天武七闘士の一人でもある。

 通称は【雷鳴一閃(ボルテガ)

 平和の維持と弱きを守ることを何よりも重視し、自らが決めたことをやり遂げる意志の強さを持つ。

 兵士達からも慕われており、王の信頼も厚い。


☆コルト・ワンダー(age15・♂)

 護衛団魔法部隊の隊長を務める魔法使いの少年。

 歴史上戦闘部族からの繁栄である国であるがゆえに魔法使いが極端に少ない王国護衛団の中でそれなりに魔法を扱えるためにそれなりの地位を与えられているが、実戦経験が少なく気も弱いこともあっておどおどとする態度が目立ち、力量も肩書きに比例しない程度でしかない。

 内戦終結後、持って生まれた能力から総隊長補佐の地位を与えられる。


☆シム・ホーキング(age19・♂)

 新たに抜擢された三人の副隊長の一人。

 俊敏さを長所とする剣士で士官時代も剣術では頭一つ抜けていた。

 基本的に無口で質問されたことに答える以外に自発的に言葉を発することはほとんどない。

 それでいて無意味に暴言を付け加える難儀な性格はルバンナと共にキアラやラウニッカの悩ませている。



【ユノ王国】


☆ナディア・マリアー二(age19・♀)

 天門の守護者という言い伝えが残るユノ王家の血を引き、現役国王を務める若き少女。

 物腰が柔らかく公の場における協調性は持ち合わせているが最低限の国家間連携を超える関係は築かない方針を貫いている。

 一見争いとは無縁な高貴な雰囲気を纏っているが、兵士団を持たない国柄から前線に立つことも多く毅然とした態度と怯まない勇気、屈しない心を持っている。

 世界を巻き込む騒動によって命を狙われる立場となり国民を巻き込まぬために国を離れるが、命を狙われる理由は誰にも明かしていない。

 操る(ゲート)は【掌中回癒(リベリオン)


☆ケイティア・ウェハスール(age22・♀)

 マリアー二王の世話役であり戦闘要員でもある魔法使い。

 のんびりとした口調と雰囲気が特徴的でありながら魔法力のみならず知能も優れるため仲間内では精神的主柱を担っている。

 操る(ゲート)は【心眼の輪(ジャッジメント・アイ)


☆エルフィン・カエサル(age17・♀)

 マリアー二王の側近でありケイティアの義妹。

 猪突猛進で思ったことを口にする子供っぽい性格をしているが、戦士としての戦闘力は高い。

 数少ない王室一派において常に先頭を切って戦う勇猛さを持っているが、協調性や外部の人間へ歩み寄る気はほとんど無い。

 操る(ゲート)は【風神遊戯(トリック・ウィンド)



【フローレシア王国】


☆オルガ・エーデルバッハ(age18・♀)

 フローレシア王国の誇る五人の護衛部隊【守護星】の一角。

 【二番星(ズィオ)】の肩書きを持ち、隊長不在の隊を纏める役目を担う。

 口数が少なく、他者に対する敵意と殺気を絶えず纏っている寡黙な戦士。

 戦闘能力は極めて高く、百人近い敵兵を一人で沈めた経験を持つ。

 操る(ゲート)は【聖氷刃王(アイス・エッジ)

 

☆ビクトリア・キース(age17・♀)

 フローレシア王国の誇る五人の護衛部隊【守護星】の一角。

 気さくで陽気な性格の持ち主でありながら剣の扱いに長け、一対一での戦いにおいては無敵に近い能力を持つ【三番星(トゥリア)】の肩書きを与えられた戦士。

 操る(ゲート)は【絶技封鏡(テラー・ミラー)


☆シルキィ・パーシバル(age15・♀)

 フローレシア王国の誇る五人の護衛部隊【守護星】の一角。 

 大きな鎌を背負い、給仕服を身に纏う上に両目に眼帯を装着した異質な風貌の持ち主。

 若く小柄ながら戦闘慣れしており、その両目が露わになりし時は敵味方を問わず狂乱を生み出す。

 操る(ゲート)は【邪影魔眼(イーヴィル・アイ)


☆ミューリス・ノワール(age17・♀)

 フローレシア王国の誇る五人の護衛部隊【守護星】の一角。

 一見戦士には見えぬ小洒落た格好を好む若き少女。

 個の戦闘力では他の面子にやや劣るが、それを補い戦以外にも使い勝手の良い能力を持つ。

 操る(ゲート)は【獄門(デビルズ・)召喚獣(ゲートキーパー)



【その他】

☆スカットレイラ・キャミイ(age21・♀)

 マリアー二王専属の護衛戦士。

 左腕に装着した大きなクローが目立つユノ王国最強の戦士。

 従順ではあるが、寡黙で積極的に言葉を発することはほとんどない。

 誰よりもマリアーニ王への忠誠心が高い存在でありながら逃避行には同行せず、康平にマリアーニの身を託すとその後姿を消す。


☆アッシュ・ジェイン

 サントゥアリオ共和国での戦い以来姿を眩ませた謎の少年。

 クロンヴァール王に仕える身であったが、神の使徒の一人であり同じ立場の者達と暗躍していたがその正体は誰にも明かしていない。


☆犬の誓い?(age?・♂)

 辺境の地に暮らす結界術に長けるという噂を持つ正体不明の魔術師。

 【人柱の呪い(アペルピスィア)】を破棄出来る可能性のある人物としてマリアーニ王一行が行方を追っている。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ