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勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている  作者: まる
【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている⑧ ~滅亡へのカウントダウン~】
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~登場人物紹介~

☆勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている⑧ ~滅亡へのカウントダウン~☆


~登場人物紹介~


☆樋口 康平(age16・♂)

 主人公。

 冷静さや物事を客観的に捉える性質に長ける以外はどこにでもいる普通の高校生。

 戦略ゲームや盤上競技が得意なため勝負事には強いが押しに弱く、基本的にマイナス思考。

 異世界で多くの出会いと旅、戦いを経験し人間的にも精神的にも少しずつ成長している。

 特にセミリアやアネットとは強固な信頼関係を形成しており、他国の面々からも一目置かれつつある。



【グランフェルト王国】


☆セミリア・クルイード(age18・♀)

 グランフェルト王国唯一にして最大の戦力と言われる二人の勇者のうちの一人である整った顔立ちに長く綺麗な銀髪が特徴的な女戦士。

 世界でも最高位の戦士七人の総称【天武七闘士】の一人に数えられる。

 通称【聖剣のシルバーブレイブ】

 正義感、使命感が強く弱きを助け悪を討つことが自らの存在意義だと信じている。

 ゆえに視野が狭くなりがちであり、それを自覚しているからこそ仲間に頼る懐の広さを持つ。。

 新たに勃発した明確な敵の姿が見えない争いに心を傷めている。


☆サミュエル・セリムス(age17・♀)

 クランフェルト王国唯一にして最大の戦力である二人の勇者のうちの一人。

 プライドが高く、馴れ合いや助け合いを嫌う一匹狼な性格の持ち主。

 個としての純粋な強さを追い求めており、すでに勇者と呼ばれることへの拘りはない。

 二刀流であること、情け容赦のない戦い振りから付いた異名は【撃滅の双剣乱舞】

 世界中を巻き込んだ争いに加わる気はなく、一人国を離れフローレシアの究極生物バズールの討伐に己の全てを捧げる。


☆ジャクリーヌ・アネット(age24・♀)

 とある事情から現代に蘇った【伝説の二代目勇者】

 過去の悲劇から王家に疎まれる身であったがノスルク、ガイア両名の遺言により急逝したリュドヴィック王の代わりに宰相兼国王代理として王国を導く立場となった。


☆ミランダ・アーネット(age16・♀)

 城に仕える給仕であり康平の専属の世話役の一人。

 笑顔が似合う明るく素直でひたむきな性格をしており、頭が良く強さや勇気を持ち合わせている康平のことを尊敬を通り越して敬愛している。



【シルクレア王国】


☆ラブロック・クロンヴァール(age26・♀)

 世界最大の土地面積と人口、兵力を持つシルクレア王国の女王。

 亡き父の後を継いで若くして王となったが、その強さや勇猛さカリスマ性もあって人望が厚く、配下の忠誠心もこぞって高い。

 自国と世界の平定を保つ使命を自らに課し、それを乱す者はすなわち敵であると認定する。

 強さも美貌も世界一と名高く、一戦士としても世界の頂点に立つほどの強さを持っており天武七闘士の一人にも数えられている。

 通称は【姫騎士】

 世界を守るためサントゥアリオ、ユノ両国に宣戦布告し、決意と覚悟の表明として幼少から慕うローレンス神父の首を差し出した。


☆ダニエル・ハイク(age20・♂)

 女王直属の戦士の一人。

 六刀流のブーメラン使いである国内でも有数の強者。

 女王に対する忠誠心も高く、戦士としても一流。

 基本的には常識人だが、同じく直属の戦士である片割れの身勝手により貧乏くじを引くことが多い。

 通称【六つの翼(セラフィム)


☆クリスティア・ユメール(age19・♀)

 女王直属の戦士の一人。

 糸使いとして名を馳せる王国きっての女戦士。

 クロンヴァール王を慕い、王の命令に従うこと以外にはほとんど興味が無い。

 子供っぽい性格をしており、隙あらば女王を独占しようとする。

 通称【天元美麗蜘蛛(アルケニー)


☆アルバート(age37・♂)

 シルクレア王国の兵士を纏める兵士長。

 個性の強い面々の中にあって地味な存在であることを自覚しているが戦闘能力はその肩書きに足るだけのものを持っている。

 温厚な性格をしており、部下や仲間の信頼も厚い。



【サントゥアリオ共和国】


☆パトリオット・ジェルタール(age27・♂)

 齢二十七でありながら王になって八年になる若き大国の王。

 希代の美男子でありクロンヴァール女王のフィアンセでもある。

 元兵士であるため相応の戦闘力を持っているが、ほとんど前線に出ることはない。

 複数の大臣や幹部兵らをそばに置き政務の指針にするなど共和国であることを重んじる一面もあるが内戦中の国家を平定すべく人の上に立つ者としての毅然とした態度を押し通すことも。

 自らに課せられた悲運を受け入れるべきか抗うべきか、正解の無い自問自答に苦悩する日々を送る。


☆エレナール・キアラ(age23・♀)

 サントゥアリオ王国最強の戦士であり、王国護衛団の総隊長を務める若き女戦士。

 伝説の武器である雷神の槍を扱い天武七闘士の一人でもある。

 通称は【雷鳴一閃(ボルテガ)

 平和の維持と弱きを守ることを何よりも重視し、自らが決めたことをやり遂げる意志の強さを持つ。

 兵士達からも慕われており、王の信頼も厚い。


☆コルト・ワンダー(age15・♂)

 護衛団魔法部隊の隊長を務める魔法使いの少年。

 歴史上戦闘部族からの繁栄である国であるがゆえに魔法使いが極端に少ない王国護衛団の中でそれなりに魔法を扱えるためにそれなりの地位を与えられているが、実戦経験が少なく気も弱いこともあっておどおどとする態度が目立ち、力量も肩書きに比例しない程度でしかない。

 内戦終結後、持って生まれた能力から総隊長補佐の地位を与えられる。


☆シビル・ラウニッカ(age17・♀)

 新たに抜擢された三人の王国護衛団(レイノ・グアルディア)副隊長の一人。

 国を思う気持ちと同じぐらいにキアラへの尊敬が強い直向きな努力家でもある槍使い。

 他の二人を纏める立場にあるが一筋縄ではいかず苦労が多い。

 

☆オットー・ルバンナ(age20・♂)

 新たに抜擢された三人の副隊長の一人。

 巨漢で食欲が留まることを知らず常に食事のことが頭に浮かんでいる。

 大きな体に似合わず武術に長け、接近戦を得意とする。


☆シム・ホーキング(age19・♂)

 新たに抜擢された三人の副隊長の一人。

 俊敏さを長所とする剣士で士官時代も剣術では頭一つ抜けていた。

 基本的に無口で質問されたことに答える以外に自発的に言葉を発することはほとんどない。

 それでいて無意味に暴言を付け加える難儀な性格はルバンナと共にキアラやラウニッカの悩ませている。



【ユノ王国】


☆ナディア・マリアー二(age19・♀)

 天門の守護者という言い伝えが残るユノ王家の血を引き、現役国王を務める若き少女。

 物腰が柔らかく公の場における協調性は持ち合わせているが最低限の国家間連携を超える関係は築かない方針を貫いている。

 一見争いとは無縁な高貴な雰囲気を纏っているが、兵士団を持たない国柄から前線に立つことも多く毅然とした態度と怯まない勇気、屈しない心を持っている。

 世界を巻き込む騒動によって命を狙われる立場となり国民を巻き込まぬために国を離れるが、命を狙われる理由は誰にも明かしていない。

 操る(ゲート)は【掌中回癒(リベリオン)


☆ケイティア・ウェハスール(age22・♀)

 マリアー二王の世話役であり戦闘要員でもある魔法使い。

 のんびりとした口調と雰囲気が特徴的でありながら魔法力のみならず知能も優れるため仲間内では精神的主柱を担っている。

 操る(ゲート)は【心眼の輪(ジャッジメント・アイ)


☆エルフィン・カエサル(age17・♀)

 マリアー二王の側近でありケイティアの義妹。

 猪突猛進で思ったことを口にする子供っぽい性格をしているが、戦士としての戦闘力は高い。

 数少ない王室一派において常に先頭を切って戦う勇猛さを持っているが、協調性や外部の人間へ歩み寄る気はほとんど無い。

 操る(ゲート)は【風神遊戯(トリック・ウィンド)


☆スカットレイラ・キャミイ(age21・♀)

 マリアー二王専属の護衛戦士。

 左腕に装着した大きなクローが目立つユノ王国最強の戦士。

 従順ではあるが、寡黙で積極的に言葉を発することはほとんどない。

 誰よりもマリアーニ王への忠誠心が高い存在でありながら逃避行には同行せず、康平にマリアーニの身を託すとその後姿を消す。



【フローレシア王国】


☆メフィスト・オズウェル・マクネア(age25・♂)

 フローレシア王国の王。

 閉鎖的な国の長を務めているが、本人は特にやる気を見せることなく不真面目な態度が目立つ嫌われ国家の王。

 他国に干渉せず、干渉させずの方針を貫くことが仕事である神々の傀儡であることに嫌気が差している。



【その他】

☆ラルフ

 フローレシアの研究所なる施設で倒れていた猫耳の少女。

 合成獣(キメラ)計画の被験体の一人であり人間の兄妹と魔物の合成体である。

 雌雄嵌合体(モザイク)の性質を持ち、戦闘力は高い。

 介抱したコウヘイの存在に心当たりがある様子だが・・・。


☆バズール

 フローレシア王国に存在する未知なる生物。

 フローレシアの悪魔、或いは究極生物と呼ばれる研究所なる施設で作られた実験体であり制御不能の凶暴さにより地下に封印されている。

 王のマクネアにすら関わりのない闇に包まれた研究所は滅び謎が解き明かされることはないとされている。


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