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テーマ詩集:王宮

裸足で王様

作者: 歌川 詩季

 サビの締めと、タイトル困りました(汗)

 見たい景色があるんなら 出逢うとこまで歩きゃいい

 そのための自由だろ

 翼も車輪もないだのは 言い訳以下の泣き言さ


 調子をあげても でかい顔すんなよ

 軽い足どりには あげ足とりがつきまとうもんだから


 強制スクロールでたどりつく王国の

 意にそぐわわねえ玉座をかまえて

 血の色のワインにグラスを傾ければ

 いっぱしの暴君と呼ばれるだろうけど

 それじゃあ ろくな死にかたはできねえぞ

 裸足(はだし)で王様をきどる

 酔狂にならつきあってやってもいいが



 (うま)いメシにありついて 雨露(あめつゆ) (しの)げる宿を得る

 それこそが幸せじゃ

 夢も希望もないなんて 贅沢(ぜいたく)以上を欲しがるか


 調子をおとして 青い顔してても

 重い足どりには あげ足とりも手を焼いてあきらめる


 空宙モノレールが連れていく王国で

 意に(かい)さねえ(たわむ)れならべ

 ()びついたコインの気分屋にまかせれば

 偽りの名君と呼ばれて久しいが

 それより ましな生きかたもあるはずさ

 裸足(はだし)で王様を名乗る

 愛嬌くらいもちあわせているとしたら

 やっぱり、よく意味がわからないものも、描きたくなります(笑)



挿絵(By みてみん)

制作:ひだまりのねこ先生

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制作:冬野ほたる先生

挿絵(By みてみん) 制作:あき伽耶先生
― 新着の感想 ―
[良い点]  なんとなく夏の匂いしました……。  今真冬ですが(笑)  やはりタイトルと作品全体に明るさを感じるからでしょうか。 [気になる点]  特にございません。 [一言]  拝読させていただきあ…
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