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Prorogue「The Beginning Of Madness」


Prorogue 「The Beginning Of Madness」


-何でこんなことに?一体何故だ。誰がこんな無慈悲かつ残虐な戦争を始めたんだ-


時は2025年4月9日、現実となりし悪夢が始まった。

2022年、「すぐに勝利する」と大々的に宣伝したロシア連邦大統領、プーチン大統領が始めたウクライナ全面侵攻。だが兵站、戦意の欠乏などが原因で戦争は長期化。最初こそ余裕の表情を見せていたプーチン大統領だが、余りの長期化で史上最強の核爆弾「皇帝の爆弾(ツァーリ・ボンバ)」をTu-95爆撃機でキーウに投下することを決意。攻撃は成功し、キーウ周辺、否、他の都市すら巻き込み、ウクライナ側に甚大なる被害が及んだ。無論、兵士のみならず、市民も。不幸中の幸いかウクライナ大統領、ゼレンスキー大統領は無事であった。が、これにゼレンスキー大統領は炭化した死体、内臓が丸見えとなっている死体。死屍累々の惨状を見て憤慨。アメリカから無理やりお願いして供与してもらったF-16戦闘機で自由落下型核爆弾「B83」をモスクワに投下。1.2Mtの威力が容赦無く襲い、モスクワを更地にした。

これをプーチン大統領はウクライナ側の攻撃、ではなくアメリカの攻撃と見なし、アメリカに宣戦布告。

アメリカは勿論NATO(北大西洋条約機構)の一員であり、宣戦布告したことにより加盟国間での集団的自衛権が発動。

第三次世界大戦、そして誰もが恐れていた絶滅戦争、

「核戦争」

が勃発した…

だが、大半の専門家は「最終的にはヨーロッパ内での戦争になるだろう。宛ら第一次世界大戦のように。」と楽観視していた。

が、それは大きな間違いだった。中華人民共和国がこの混乱に乗じて台湾進攻そして北朝鮮と共にロシア側として参戦し、ロシアの経済制裁に反対していた国と共産圏の国家もそっちに参戦。日本はアメリカとの同盟により集団的自衛権発動。そして参戦。資本主義国もウクライナ側に参戦。最早ヨーロッパだけの話ではなくなった。裏側である極東、そしてアフリカまで戦火が拡大し、絶滅戦争、つまり「殺すか殺されるか(Kill Or Be Killed)」の戦争となってしまった。終末の到来であるー。

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