決闘2
「一番の理由がロウエンを追放したことですね。私は仲間を捨てる人が一番嫌いなんです。」
俺ははっきりと言った。
「ふん、使えない奴を捨てて何が悪い。俺たちはもっと上を目指す必要がある。そのためには使いえない奴は捨て、もっと強い奴を入れた方が効率よく上を目指せる。」
男は俺にそう言ってきた。
「ふふふ、あははは。」
俺はたまら高笑いしてしまった。
「な、なにがおかしい!」
男が言い返してきた。
「いや~、ほんと君ってクズだな~って思ってさ。」
「何だと!」
「はっきりと言ってあげるよ。仲間を大事にしない奴はクズだ。例え上のランクに上がったとしても、そんなものに意味はないし、それに、そう言う人は大体、「自分が弱いので周りの人に守ってもらってるんです~。」って言ってるみたいなもんだよ。そう、まさに今のお前のように。」
俺は指をさして言った。
「てめ!黙って聞いていれば・・・」
「あんた、随分と調子乗ってるんじゃない?」
「??調子にですか?本当の事を言ったまでですし、それに今の君たちって私からしたら雑魚だからね。」
「いいだろう。そこまで言うのなら、決闘だ!」
男が俺に向かってそう言ってきたので
「いいですよ。弱虫君。」
とそう言って返した。
そして現在に至ります
「さっきはよくも馬鹿にしてくれたな。ちょっと美人だからって調子に乗るなよ。Fランクが!」
「はいはい、雑魚は相変わらずうるさいですね。」
「てめぇ!!!」
「審判さん、さっさと始めてください。」
俺は審判にそう言った。
「ですが、相手はあの「英雄の集い」ですよ。それに君一人で三人を相手にする何て・・・」
審判が心配そうに言ってくるが
「大丈夫ですよ。あの程度なら問題ありません。」
俺はそう言った。「英雄の集い」は剣士一人と戦士一人、最後に弓一人で構成されているようだ。まあステータスもすでにチェック済み。はっきり言って雑魚だ。あまりにも弱いのでいちいち説明する必要はないだろう・・・
「そうですか。まあ、決闘は双方が了承しているのであれば、私からは何も言えませんが・・・」
審判もそう言って下がる。
「レイシアさん頑張ってください。」
マイが応援してくれて
「僕のために、すみません。」
ロウエンが謝る。別に謝る必要はないと思うけどな~
「それでは決闘のルールを説明します。どちらか一方が降参、または戦闘続行不可とみなした場合そこで決着です。先頭については何を使っても構いません。但し殺す、又は障害与える行為は禁止です。破った場合はギルド追放処分になりますので注意ください。」
俺と「英雄の集い」のメンバーが頷く
「それでは両者、位置について下さい。」
俺と「英雄の集い」はお互いに一定の距離を取った場所で構える。
「それでは、Fランク冒険者レイシア対「英雄の集い」の決闘を始めます。始め!」
審判が手を振りお下した。




