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AIther(エーテル)   作者: じゃっく!
2/3

ドア

2話目は鬱です



〜あらすじ〜

人類にとって代わり、世界を掌握しているAI

彼等は人類を支配し、管理を固めていた。

そんな時代の中で14歳の中学生 歩は真実を知ろうと暗躍するが…………?


『黎、人間って結局なんなんだろうな』

『……え、生物?』

『んなことわかってるんだよ』

他愛もない会話

『授業中に話すなんて君たちは本当に……』

また話しかけてくる奴がいた

クラスメイトの翔だ

『君達は落ちこぼれだよね、そろそろ"現場"で戦わされる兵士に格下げかな?(笑)』

『おいおい……その言い草はなんなんだ?』

歩が負けじと立ち上がり、睨む

『歩……』

それを眺める黎

『選別で選ばれなきゃ人間は存在価値を失う、

ただでさえ今、人間を根絶しようとする動きが強まっているんだ』

『……』

沈黙の黎

『やっぱり人間は弱いのか……?』

絶望交じりの声で歩は嘆く

『僕は昔本で読んだんだ。』

黎が口を開く

『実は……人間が滅んだ理由は……他にあるって』

『他……だと?』

翔が質問する

『全てはエーテルが原因なんだって……エーテルは……』

チャイムに話を阻害される3人。

今日の話はここまでにし、家路に着くことにした。

『お父さん!』

元気よく帰宅した歩

それを待つのはいつも通り暗い性格な歩の父親だった

『ただいま』

『おかえり』

暖かい声の歩と対照的に凍ったような声で返事をする父親

これが普段の歩の父親だ

『お父さんって……いつも元気ないよね?』

『そうかい……?私は元気だよ……』

『なんだよそれ。……』

呆れる歩

『お父さん?エーテル……って本当はなんなの?』

畳み掛けて質問する歩

『……その名前を、私の前では出すな!その名前を!』

常に凍ったような父親が燃えるように怒りだす

『え……?父さん……?』

困惑し、何が起こったか分からない歩

『ほっといてくれ……私は関係ないんだ……!一切関係ないんだ!!!!やめろ!!!!歩……、歩いて、行ける、ように……こいつさえ……俺は、殺せる勇気があれば……』

歩は絶句した

父の放つ言葉に耳を疑ったからだ

『父さん……?』

『……私が、、私のせいなのか……?』

崩れるように元に戻る父親

今のはなんだったのか、疑問が尽きない所を質問に変える

『なんで……?父さん……?』

『歩、その話は金輪際口に出すな……頼む。』

懇願する弱々しい声で訴えかけられた歩にははい以外の答えがなかった

『はい……』

『ああ……ドクター……』

次の日、歩は父親が言ったことを忘れられずに黎に語った

『謎が深まる、』

博識らしいわざとらしい喋り方と身振りで考え事をする黎

そこにいつも通り翔が絡みに来る

『お前ら2人にいい話がある、俺と俺の連れ達はやっぱお前と同じ考えを持ってるらしいな、エーテルを知りたいって奴らだ、どうだ?あそこに行けば答えは見つかるかもしれないぞ?。』

頼もしい雰囲気を醸し出す翔、翔には秘策があったらしい

『国立図書館だ!』

2人は驚いた

『あそこは人間立ち入り禁止なはず!?』

歩が驚いて質問する

『俺たち、体育実技では成績優秀だろ?いいんじゃないか?』

黎は乗る気らしい

『つまり……不法侵入するのか……?』

『そうなるな、』

不安気味な歩を横にやる気な2人

『結構は3時間後だ……学校が終わってツレを集める、その時後で見せる地図に反って侵入経路から侵入してくれ』

翔はそのまま立ち去る

『おかしいと思わないか?!』

歩が焦ったような声で黎に問いかける

『なにが?』

『あの皮肉屋で内気な翔だぞ?』

揶揄する歩

『それがどうした?』

『これは……犯罪なんだぞ?いいのか?乗っても』

『毎日退屈だろ?』

この一言で歩も納得したようで、国立図書館潜入作戦が決まった。

読み終えて、

まずこの話はたった1桁の話数で片付く規模じゃありません。

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