今、君達二人を抱きしめてる
自分の死の宣告
愛する人の死の宣告
果たしてどちらの方が驚くか
共通してる事は、ただひとつ
行き着く先は、死
この世を去るという事は、一体どういう事なのか
自然へ還り自然と一体になるという事か
天国も地獄もきっと無いだろう
死んだ後に待つ国なんて果たして存在するだろうか
生きてる人間の気休めにしか聞こえない
生という灯火が消えたらそれまで
生(SEI)も綴りを変えたらSIE(死え)
死へ、向かう為に人間誰しも生きていると気付かされる
だから毎晩眠る時、思うんだ
明日目覚める保証なんて何処にも無い
もしかしたら二度と目覚めない可能性だってある
その狭間で見る夢の中で再会するんだ
先に死んでしまった君達二人に
今、君達二人を抱きしめてる
天国・地獄と生の間の夢の中でしか逢えない君達が
生きてる私の唯一の支えだ
夢の世界で君達二人は、どんな生活を送っているのか
考えるだけで楽しくなってくる
やがてその場所へ私も行くだろう
その時は、また宜しく
二人の微笑んだ顔が見えた気がした
今回のタイトルは、ある映画の中でのお気に入りの台詞そのものです。いつもそのシーンで号泣してしまう程に気に入ってるのです。