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魔王さま〇〇END  作者: 朱味三
まおう/魔王END
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まかいとしそう

 うおー!時間がないのだ!借り物競走中のロストだぞ!魔界に季節の行事というものは少ないが、割とノリで開催されたりする。


 そんなノリで開催される借り物競走の、試走頼まれたのだ!ちょうど運動不足かな?と思って試走をすることにしたのだが……。


 おれは火乃香に俵担ぎされながら、迫ってくる恐竜に向けて。


「てりゃー!」大量の水を放ったのだ!


「ギョアアア!!」


 あんまり攻撃にはなっていないが、十分に足止めにはなっているのだぞ。足元が滑りやすくなったのか、スピードが落ちている。あと、おれ担がれてるだけで運動になってなくないか?


「うぉっと。あぶねェ」


「火乃香!卵を落とさないで欲しいのだ」


 実はこの試走二回目なのだ。安心して欲しい、この卵は偽物でたべられないぞ。だが、本物の卵みたいに割れるから、恐竜の怒りが上がっているのだ!


「「あッ!」」


 卵が落ちて、水色のスライムがベチャっと地面に広がった。



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