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魔王さま〇〇END  作者: 天墨 咲久楽
魔王END
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知られてると思ってたけど、知られてないこともある!

今おれは、魔王城から抜け出しているところです。

おれは気づいた。


引きこもり気味な魔王さまは、城の兵隊さんたちに認識されていなかったまる。


「子供があっちに逃げた!」


「逃げ足が速いな」


魔王といえば前王さま、という認識が一般的なようです。前王さまは、立派なヒゲを生やした魔族だった。 ヒゲか?ヒゲなのか?ヒゲで認識してたんか?


魔王城の前に立つ、巨大な鬼の股の下をおれは潜り抜ける。スライドぉォオ。よっしゃ!通りぬけた。


今回の魔王さま。

実は認識されてなかったEND。



魔王さま「魔界突破?簡単そうだよな!」(フラグ)



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