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運び屋「ん?この紙を読め?……『家に帰るまでが冒険です』これでいいのか?」
こんにちは!魔王だぞ。銃魔王からの依頼を終えたおれは、始まりの村に三人で帰還中だ。三人ってのは、おれ、料理長、運び屋のことだ。
どうして運び屋がいるのかって?運び屋も銃魔王にようがあるらしい。詳しくは聞いていないが、直接話しをする必要があるようだな。
ちなみに、おれが今いる場所は、料理長の上。個人的に危険な場所だと思っているぞ。料理長が肩に担いでいる鎌が、おれの髪すれすれで揺れるからな。…あっ切れた。おれの髪切れた。
「もういいか?地面に下ろせ(下ろしてください。お願いします)」
「イヤだァ。運び屋が魔王さまのこと、見下ろす形になるだろォ」
どうやら料理長のやつ。おれが運び屋に見下ろされることが嫌なようだ。そういえば、料理長はいつもおれを見下ろしてるよな?それはノーカンか。おれの身長が低いって言いたいのか?もしや運び屋もおれのこと…。
「どうした?俺の顔に何かついているのか?」
純粋な目で運び屋が魔王を見つめている。疑心暗鬼になっていた魔王の心が、なんか…うん、浄化されそう。
「何でもない。(うおー!恥ずかしい。おれ、恥ずかしいよぉ。疑っちゃったよ。運び屋すごく純粋な目してたよ!)…ただ少し、自分のことが恥ずかしくなっただけだ」
今回の魔王さま!心が浄化されるEND。




