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魔王さま〇〇END  作者: 天墨 咲久楽
スターライン
157/163

テイクスター

 俺はスターライン。勇者の子孫であり、この内在世界で初めて勇者の王になった男だ。この世界、称号が生きている中で自然と発生する世界ではあるが。勇者の子孫から、勇者の流れを飛び越え、勇者の王になったのは初なのではないだろうか……責任が重い。


 今日も俺は、王になった圧から逃れるようにバイクで走りたかったが、今日の配達はまだ終わっていない。配達物は塩ラーメンと烏龍茶が二つずつ。

 

 そして俺は、普段運ぶものを選ばないスタンスなのだが。今回は本当にパスしたい気持ちでいっぱいだった。


 これから向かう獄界の温泉宿。そこには、闇堕ちというか、生活習慣が乱れて戻らない双剣の勇者がいるらしい。さらに、温泉宿で心身共に癒されたものは、元悪魔王の手腕のもと、一定期間で通い続け。金銭を定期的に落としていくらしい。


 青年と徹夜で戦闘をし、その翌日に先生の家を遅くまで掃除し、眠気の限界をこえている今の俺。はたしてそんな俺に、温泉宿の誘惑をこえることができるのか?そんなことを考えながら、俺は目的地へバイクを走らせた。

 


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