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魔王さま〇〇END  作者: 天墨 咲久楽
ロストグラム
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マシュマロ

 こんばんはなのだ!ロストだぞ!今日も日記を書こうと思ったので、日記に書く話題を探しに行くぞ!我ながら目的と手段が逆になっていると思うのだが、そういう日があっても良いのだ!


 移動を終えたところで時刻は夜なのだ。まだ日記に書いていなかったことを、天界の公園のベンチで思い出したのだ!移動方法はちゃんとした転移なのだ……ランダム転移はこりごりなのだぞ?


 それでは!天界の天使さんたちが作ったマシュマロを頬張りながら、日記に簡単なメモをしていくぞ!今日の昼間はいつのまにか眠ってしまって、活動できていなかったからな!起きてるうちにするのだ!


 少年火乃香の事は前回書いたからな。今回は青年火乃香の事を書くのだ!少年火乃香が地球に帰った時、青年火乃香が内在世界に帰ってきた。そして、青年火乃香は地球で二日間過ごしていたはずなのだが。二年たっていたと言う!時間の差に驚きを感じるのだ!


 とはいえ、これは正規のルートではないからなのだ。本来なら数日のズレがあるかないかなのだ!ちなみにお兄ちゃん達から聞いた話しなのだぞ!正規のルートはお兄ちゃん達。つまりはクトゥクルーとメルトグラムの認証が必要になるのと。さらに日数のズレも無くしたい場合、地球の化身のアースプラムの認証も必要になってくるぞ!


 アースの名前が少し違う?うむ!彼の正式名称はアースプランプラムなのだ!呼び方?略が変更になったのだ!愛称は変わらずアースでいくそうだぞ!



 「大人の事情とやら?も絡んでくるんだよ?ほら!最初のうちに回避できた方がいいでしょ?」



 アース本人が納得していたし、兄弟が他にもいるらしく。その兄弟の中でも、人型の時にプラムという果物のカラーの……。



「ってクトゥーさん!?」


「やあ、近くを通りかかってね!挨拶して行こうと思ったのだけれど、びっくりさせてしまったようだね。ごめんよ?」


「おお、なるほどなのだ!」


「うん。そうなんだよ!……あっ!もういい時間だね。僕が魔王城へ送っていくから、ロストくんは寝ててもいいよ?」



 クトゥーさんが影から時計を取り出すと、おれに時間を見せてくれたのだ!確かに、三十分ほど日記を書いているつもりで。一時間半近く書いていたようなのだ!通りで、途中から文字がへにゃへにゃになってきているわけである。



「では、お言葉に甘えて!おやすみなのだ!」


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