表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王さま〇〇END  作者: 天墨 咲久楽
夜ツ矢火乃香
116/163

おやすみの夜

 気にしねェことが大事だと思うよなァ?夜ツ矢火乃香だぜェ。白いのが三人も集まっているし、全員短髪のためタンポポの綿毛っぽいわなァ。俺たちはまた移動して、全員で獄界の宿屋まで来ていた。



「で?何がどうして、問題解決後も三人で集まってんだァ?」


「「「和菓子を食べに?」」」



 斜め上の答えだったわァ。気をひきしめなおさねェと、目的を忘れそうになるなんて思っていたがァ。和菓子屋で会う少し前、白い三人で解決してたんだってさァ……まじかァ。



「俺が来なくてもよかったんじャね?」


「そんなことないよ?」



 クトゥーに視線を向けると、意味深そうに笑っているクトゥーと視線があう。そんな笑いかたされても、膝にのせたグラムとロストの兄弟たちがいる時点で台無しな気がするんだがァ。



「そだといいなァ……」



 俺が無理に考える必要もないだろうォ。んなァことより、帰ってから早々だったしなァ。まるッと二日、戦って帰ってきたんだ。今は戦う必要がなくて良かったかもしれねェ。そう思うと、すぐに眠気が押し寄せてきた。おやすみの挨拶もできない、思ってた以上に疲れていたみてぇだ。


 おそらく親父だろう。誰かが俺に布団を被せてくる。疲れているから今はやめとくけど、あとで魔界の闘技場につれてこっと……。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ