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魔王さま〇〇END  作者: 天墨 咲久楽
クトゥクルー
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夜ふかしと竜

 時刻は24時を少しこえた頃。夜ツ矢火乃香は夜の魔界を散歩していた。昨日ラジオを聞いていて、今日の昼頃まで眠っていた彼はまだ元気だ。地球から帰ってきてからの彼は、ロストと生活リズムを合わせるようになった。ロストとできる限り同じ時間に寝たい彼は、そのために体力を消費すべく散歩する。



「やあ、こんばんは」


「こんばんはァ」



 そんな彼の前にクトゥーさんが現れる。どうやら彼も散歩に出かけていたようだ。昨日のラジオの時間で遅い時間も起きていることが判明している。けれど、夜の散歩で出会ったのは初めて。もしかしたら、何かしらの用事があるかもしれない。



「昼寝散歩であったことはあるけど、夜に会うなんて奇遇だね?」


「そだなァ」



 クトゥーさんは自身の人差し指をゆっくりと口の前たてる。俗にいう静かにのポーズであると、夜ツ矢火乃香は思ったのと。クトゥーさんがなん時もの青色ではなく、赤色をその目に宿していることに気づいた。



「僕ら2人だけで秘密の話でもしないかい?」

 


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