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魔王さま〇〇END  作者: 天墨 咲久楽
クトゥクルー
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魔法石END

 ことの始まりは、終祖クトゥクルーもとい黒竜が外来世界から内在世界にむかったことから。この頃の僕には理性というものがあったか怪しいし、なんでも食べてしまえる竜だったんだよ。


 だから始祖メルトグラム魔法石を、巨大な宝石を食べてしまおうとしたのはごく自然なことだった。結果からまず言わせてもらうと、僕は宝石を吐き出すことになるんだけどね。


 今まで食べた中で一番美味しかったと思うけど異物感がすごかったというか、初めての満腹感だったんだだけど。宝石は僕の胃袋の中で消化されずに、僕の口からでた時には人型になってたんだよね。


 初めて僕と同じくらい強い物体を食べた影響で、僕にも理性的な、ちゃんとした人格というものが目覚めた瞬間でもあるだけど。ドラマチックなものだったらよかったなと思うのは、僕のわがままかな?


 

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