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君僕END
赤い瞳が夜の鏡の前にうつる
求めているはずのあの子と同じ
だけど感じている何かが違う予感
それでもこの手を伸ばしてしまう
深く夜の中に落ちていく
君が求めるあの子じゃないよ
僕も秘めてるその赤は
けれどまだその時ではないだけ
その手を今度こそ離さないから
君を必ず目覚めさせる
何回だって繰り返そう
真実から目をおおって
今はまだ知らなくても
いずれくる赤を受け止めて
さあ始めよう
君を救う物語りを
水晶鏡の横で黒竜が笑う
近い未来で手にする宝を