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小さくなったのだ!
おはようなのだぞ!最近の冷え込みはすごいのだ。気持ちいつもより動きが多くなったりする、皆も気をつけるのだぞ!
おれはいつもどおり現実逃避気味に思考をしながら。
目の前にいる火乃香をみる。
「んァ?なんだよ」
小さくなっているのだ!獄界にできた学校の中を、異常がないか確認するついでに、かくれんぼをしていたはずだが。特に異常がなく、対処できるメンバーは先に帰ってしまっているのだ!目の前で対処できないおれだけが、見つけしまったのだ!
「誰だあんた?なあ、とにかく落ち着けよォ」
しまいには肩をとんとんされているのだぞ。
「お互い名前も知らない訳だし。そうだなァ……俺のことは夜ツ矢って呼んでくれよ?で、あんたの名前は?」