第3話
どうも~アオバです❗️
早速で申し訳ないのですが、当分の間連続崩壊をお休みさせて頂きます…
理由はいくつかありますが、こっちを気に入ってしまったのでこれからはこちらばかりになってしまいます…ごめんなさいm(_ _)m
不束者ですがこれからもよろしくお願いいたします。
そして、クラス交流会当日…
いつも通り学校に行き、昇降口で靴を履き替え、自分のクラスへ向かう。ただ、いつもと違うこの気持ち…普段なら学校に行くだけでは全く緊張しない、するわけもない。だが、今日はいつもとは訳が違う。"告白"その2文字が頭のなかを駆け巡る。モヤモヤとしたいつもとは違う気持ちで、いつも通り教室のドアに手を掛ける。
扉を開くとそこには、昨日まではなかった飾りやテーブルが沢山あった。
そして、教室を見渡すと見覚えのある綺麗な黒髪の少女が視界に入る。その少女と目が合う、その瞬間さっきまでのモヤモヤが小さくなり、ドキドキと、心拍数があがる。
僕は自分の心拍数を戻すため軽く深呼吸をすると、その少女の元へ一歩歩みだした。
「おはよう優希くん!
今日はよろしくお願いします♪」
「うん、こちらこそよろしく。」
…ヤバい…声が震えてる…
自然な振りをしてないと、本当にどうにかなりそうだ…
しかし、その雰囲気は外に漏れていたようで…
「大丈夫…?もしかして緊張してる?」
緊張…それはそうだ…だって今から告白しようとしている人がこんな近距離で話し掛けて来るのだから…
「大丈夫…それより話があるからパーティーのあと、少し話できるかな…?」
さすがに今言うのはパーティーに支障をきたす…
なので、パーティーが終わったあとゆっくり話すつもりだ。
「は、話…?うん、大丈夫だよ。」
「ありがとう、じゃあパーティーを楽しもっか?」
そんなことを言いながら月原さんと、ドリンクコーナーへ歩き出す。
そして、月原さんと仲良く喋りながら時間が過ぎていく…そして、あっという間に…
-キーンコーンカーンコーン-
鳴って欲しくないチャイムが自分の気持ちとは裏腹に鳴り響く…それと同時に教室のスピーカーから、「これで、一年生クラス交流会を終わります。各クラス片付けに取り掛かって下さい。」
と、放送部の声が流れる。
そして、片付けが始まりゆっくりとみんなが動き出す。
「楽しかったね♪
このあと話するんだよね?とりあえず片付けやろっか!」
「うん…」澄ました返事をするが…心のそこでは緊張のせいでもう吐きそうだ…
ヤバい…本当にヤバい…なんなら、このまま片付けの時間が永遠に続いて欲しい…
僕はあんまり緊張しないタイプなんだけどな…
そんなことを思いながら僕も片付けに手をつける。
そして、無慈悲にも帰りの時間がやってくる…
みんな準備や片付けで疲れたのか、ぞろぞろと帰っていった…
そして教室には、僕と月原さんの二人きり…
そんな教室に静寂が流れる…しかし、それを少女の声が断ち切った。
「ふ、二人きりだね…それで…話って…?」
二人きり…頭が真っ白になりそうだ…
でも…でも、こんなところで…諦めたくない!!
そんな気持ちが僕を奮い立たせた!
「あのさ…その…僕は、月原さんのことが好きです…あんまり人を好きになったことないんですけど…入学式のときから月原さんと一緒にいると楽しくて…だから、僕と付き合って下さい!よろしくお願いします!」
…言った…言った!ようやく言った!
月原さんは、最初はフリーズ状態だったが、ようやく脳内で処理が出来たのか顔を赤くして「えっ!?あっ…はぅ~…」と言って…もじもじし始めた。やっぱり可愛い…
「いきなりでごめんね…
出来れば返事貰ってもいいかな…?」
そう僕がいうと、月原さんは顔が暗くなる…
「えっと…優希くんの気持ちはよく伝わりました…嬉しいです…ありがとうございます…
でも…ごめんなさい!」
…えっ?…
…いま…なんて…?
「私は優希くんと付き合うことは出来ません…
ですが!ですが…決して優希くんのことが嫌いな訳じゃありません!
どうか…どうかそこだけは分かって貰えますか…?」
…わかんない…わかんない…わかんないよ!
…でも…でも僕は…月原さんと一緒にいたい…
だから…「分かった…ごめんね…急にこんなこと言って…僕帰るね!じゃあまた明日ね!」
ああ…ああもう!!もういい!
僕は教室を飛び出て走った…その場にいたら…
月原さんの目の前なのに泣いてしまいそうだったから…そんな僕の足は無意識のうちに屋上へ向かっていた…
屋上への扉を開くと、そこにはオレンジ色の空が視界いっぱいに広がっていた。
それから僕は、空が暗くなるまでひたすら泣き続けた…後ろのドアが開かれるまで…
「やあ…泣き終わったかい?」
ドアの前に立っていたのは担任の先生、長島里美先生だった…
「先生…ごめんなさい…すぐ帰ります…」
「ああ…暗いからな…気を付けて帰れよ~」
長島先生は、さっきまで泣いていた僕にいつも通りのテンションで話してくれた。
しかし、僕は先生の優しさに目もくれずまっすぐに家に帰る…
「はぁー…いつかはちゃんと話してやれよ…?」
先生は私にそう言う…
「分かってます…私もこのままでいいとは…思ってませんから…」
そして、私達もそれぞれ自分の帰路につく…
ごめんね…優希くん…
ごめんね…暖空…
いかだったでしょうか?
これからペースあげられたらな~…
まあ、無理だと思うけど…w
こんなまったりですがこれからアオバをよろしくお願いいたしますm(_ _)m
それではまた次の投稿で…