足元を転がる毛糸玉と毛玉たち 作者: cloverの三ツ葉の方(二百or四百文字) 掲載日:2013/10/20 雨歌を聞きつつ灰色の花を幾つも紡ぐ。 其の度転がる毛糸玉に二つの毛玉も右往左往。 クスクス笑えば子犬は主を見上げ首を傾げる。 あにの視線を追った子猫は直ぐ毛糸玉に戯れ出す。 或る日飼い犬は目も開かぬ子犬を咥えて来た。 拾い食いもしないよい子だが、投げた大好きなオモチャでなくコドモを? 次に咥えて来たのは……。 ちょ、お前、ソレ犬じゃないよ!? 否、結局、可愛くて飼ってるが。 以来、種族を越え仲良しきょうだいである。