表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋と旅と復讐と  作者:
3/4

友と盗賊と照れ顔と

「そろそろ、到着だね。最初の目的地、マグリウド宗国。独裁主義だったのが、国民と騎士団の革命で宗教主義となり、今ではコウテツ大陸最大の農業大国なんだよね」


「ああ、この国に会わなきゃならん、大事な人がいるからな。元気にしてっかなぁ?」


「それって、ナギ君のこと?」


「そうだ、あいつもまた俺達と同じ目的のために、修行してるらしいからな。」


俺達は、歩きながらマグリウド宗国への道を進んでいた。マグリウド宗国に、いるナギとは俺の親父の仲間の息子だ。格闘民族とぬえの血を引いてるらしく、背中に虎模様、猿の尻尾がある。


「やあ、兄ちゃん。金と食料とその女を渡してくれないか?」


そう言ったのは、野族と呼ばれる盗賊だった。


「それは了承できん、頼みだな。」


「そうか、痛い目見ねぇとわからんようだな。」


「へぇ…痛い目見るのはどっちかなぁ。」


「そんな挑発きかねぇよぉ!」


そう言うと、野族の奴は腰の剣を抜いて襲いかかってきた。


キン!


甲高い金属音が、何もない野原に響いた。俺は、背中に掛けていた刀を、抜いて受け止めた。


「ガイ、手伝うよ!『フレイムボール』!」


「グハッ!何すんだ、クソ女!てめえは、あとで楽しもうと思ったが、辞めた。てめえも殺す!」


「誰を殺すって?あんたみたいなヤツに、ももの髪一本も、触れさせねぇ!『斬式 空斬』」


野族の剣を受け流した、そのままの勢いで俺は上から下に斬った。


「てめぇらは、許さねぇ。地獄へおt…」


力尽きたのか、何か言いかけで倒れてしまった。


「ガイ、かっこよかったよ。ありがとね♡!」


クッソ可愛い。満面の笑みで、こっちを見ると俺は顔を赤くしてしまった。


「ねぇ、照れてるの?ねぇ、どうなの?」


「う、うるさい!ほら、行くぞ今日中に到着するつもりだからな!」


「ねぇ、ちょっと照れてる顔見せてよぉ!」


俺は、ももから逃げるようにマグリウド宗国へ走った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ