第二十五章9 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト2】9/第03班/【第3覇王/サード・オーバーロード神殿】の招待09
【芳一】は、
「じゃあ、店の方の案内、お願いします」
と言った。
【締印】は、
『任せるのだ。
まずは、これなのだ。
【芳一君】、【ピンクちゃん】、前に出るのだ』
と言った。
【芳一】は、
「え?
店に入るんじゃないの?」
と聞いたが、【締印】は、
『これは商品の内容を知らない事に大きな意味があるアイテムなのだ。
だから、これをまず、試して欲しいのだ』
と言った。
【ミリア】は、
『ちょっと待って。
それ、私がやりたいんだけど?』
と言った。
すると、【締印】は、
『せっかちさんだね。
良いのだ。
じゃあ、【ミリアちゃん】と【芳一君】と言う事で』
と言った。
それに対して、【ピンク・シニョリーナ】が、
『ちょちょちょ、ちょっと待つにゃん。
【ピンクちゃん】じゃないの?』
と言った。
【締印】は、
『大丈夫なのだ。
【ピンクちゃん】には別のアイテムでやってもらうから問題ないのだ。
それにこれはジャブの様なものだから、【ピンクちゃん】は後でも良いのだ』
と言ってきた。
【ピンク・シニョリーナ】は、
『いやいやいや・・・絶対最初のインパクトが大切にゃん。
ダーリンの性格から考えて、絶対、次はトーンダウンするにゃんよ』
と言ってきた。
【ピンク・シニョリーナ】は、この最初のアイテムで、【芳一】が警戒するのを恐れていた。
アイテムの内容は解らないが【芳一】の性格から考えて、絶対次は拒否したりするんだと思っていた。
【締印】は、
『わかったのだ。
じゃあ、【芳一君】と全員分のペアのアイテムを4つ一辺に紹介するのだ。
それで自動作動にすれば、今更拒否は出来ないのだ。
それで良いのだ』
と言った。
【芳一】は、
「ちょっと待って。
何だか、胡散臭くなってきたんだけど?」
と不安を口にした。
だが、女子4名が反論を許さなかった。




