第二十五章77 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト2】77/第09班/【超越の序列17席クイアンビー】達と逢いに行く13
【芳一】はせっかくためになる言葉を言ったのにそれを否定されて少々不満だったが、とにかく、【クイアンビー】のおかげで1000着を超える【アニメ風コスチューム】が出来た。
出来た以上はみんな試着する。
【芳果】は、
『【芳一】、この中で一番、似合っているのは誰だ?』
と聞いた。
【芳一】は、
「え?・・・」
と返答に困る。
誰が一番だと答えても選ばれなかった者は不満に思うと思ったからである。
だが、【ファニー】は、
『心配しなくても良いわ。
率直な意見を言いなさいな。
似合わなかったら別のコスチュームで再挑戦すれば良いだけの話でしょ。
良いから言いなさいな。
誰が一番綺麗なの?
誰が一番可愛いの?
答えなさいよ。
もちろん、その理由もはっきりと言うのよ。
忖度は無用よ。
誰が一番か、貴方が決めなさい。
早くっ』
と言った。
【芳一】は全身から汗がダラダラと垂れてきた。
こういう質問が一番困るのだ。
答えるには答えるが、それは【芳一】の主観であり、誰が似合っている、綺麗、可愛いと言うより、誰が一番、【芳一】の好みの姿をしているか?と言う質問になるからだ。
【芳一】は、
「それは、そのぉ~、え~っと・・・」
としどろもどろとなった。
そして、
「み、みんな綺麗で可愛いよ。
全員、花丸。
合格です」
と言うと、女子全員から、ジト目で見られたのだった。
それを横目で見ていた【妙子】は、
「仲がおよろしいですね。
羨ましいです。
私も彼氏が欲しいです。
今、フリーなんです。
だから【フリーダムコスプレ部】なんです。
誰か良い人紹介してくれませんか?」
と言った。
こんな感じで、割と青春的な【部活見学】となったのだった。
【クイアンビー】達との交流はこの後も続くのだが、中継は以上とさせてもらいたい。
この【芳一】がその後どうなったか?
それはご想像にお任せするとしよう。




