第二十五章76 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト2】76/第09班/【超越の序列17席クイアンビー】達と逢いに行く12
【クイアンビー】による【情報の共有】により、12名全員が【アニメ風コスプレ】を理解した。
後は、自分達も実際に作って試着すると言う事になった。
【妙子】は、
「1晩だけの見学だと、コスの完成は難しいですね」
と言ったが、
【クイアンビー】は、
『心配ないお。
わらち達なら一瞬で作れるお』
と言って、一瞬にして、何百着もの【アニメ風コスチューム】を作り出した。
それを見た、【妙子】は、
「はぅあ・・・」
と言って無茶苦茶驚いた。
【芳一】は、
「人間ぽくしてって言ったのに・・・」
とつぶやいた。
【クイアンビー】は、
『これは人間っぽくないのかお?』
とキョトンとした表情で聞いた。
【芳一】は、
「人間はね、こんな一瞬にパッと作れないの。
それにね、作る楽しみってのもあるの。
一針一針縫って、完成のイメージをしながら楽しみながら作るの。
一瞬で出来ちゃったら作る楽しみが無いでしょ?」
と注意した。
【クイアンビー】は、
『一瞬で作っちゃ駄目なのかお?』
と聞いた。
【芳一】は、
「人間はね、手間暇を掛けて、コツコツ作る生き物なの。
パッと作ったら、それまでの苦労とか何もないでしょ?
失敗したり、やり直したり、そう言う苦労を積み重ねてやっと出来た物に人間は価値を見いだすんだよ。
君のはその楽しみを全部すっ飛ばしてるんだ。
それじゃ、この部活の楽しみの半分を失っているんだよ」
と説明したが、【妙子】は、
「いえいえ。
一瞬で出来るならそれに越したことないですよ。
どうやってやったんですか?
手品ですか?
貴方達は【アイディア実用部】だから、これも何らかの発明ですかね?
凄いです。
もう1回やってもらって良いですか?」
とせっかくの【芳一】の言葉を無駄にする発言をしていた。
気をよくした【クイアンビー】は、
『いいお。
もう1回やるお』
と言って更に数百着の【アニメ風コスチューム】を作り出したのだった。




