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第二十五章43 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト2】43/第01班/【第1覇王/ファースト・オーバーロード神殿】の招待13

 【芳一】達が3つ目の【神殿】に着くと【パズル】達も待っていた。

 37秒差なので待ってもらって一緒に説明を聞くと言う事になっていたのだ。

 ただし、先に着いた【パズル】達に先にカードを引く権利があるのは言うまでもない。

 3つ目の【神殿】の担当は、【下平(しもだいら) 幸作(こうさく)】と言う男性だ。

 【雄三】は、

「ようこそ、3つ目の【神殿】へ。

 この3つ目の【神殿】担当の【下平 幸作】と申します。

 では【パズル様】から先に10枚のカードから1枚引いて下さい。

 その後で【芳一様】が残った9枚の中から1枚を引いていただきます」

 と言ってカードを10枚出した。

 【パズル】が引いたカードは、

【ミッション/ここには無い特徴のあるものを創造しろ】

 だった。

 この場には【創造元老院】と呼ばれる、【創造物】を管理する組織に力を入れているだけあって様々な物が飾られている。

 これらと被らない何かを持った【創造物】を【創造】する。

 簡単な様で難しいテーマだ。

 何しろ、全ての物を確認しないと違った特徴の物は作れない。

 ここには100万点を超える【創造物】があるからだ。

 一方、【芳一】が引いたカードは、

【ミッション/ここにある創造物の内、10点と全く同じ物を創造しろ】

 だった。

 これはどのような成分などで出来ているか理解出来れば、どれでも良いので比較的作りやすいと言える。

 このミッションに対しては、【祈清】が、

「このミッションは私がやるわ。

 研究は私の得意分野。

 私は科学者。

 調べるのは得意中の得意よ。

 私ならそれほど掛からずに、どの様に出来ているかは解ると思うわ。

 かまわないかしら?」

 と言った。

 【芳一】達はこのミッションを【祈清】に任せる事にした。

 が、以外に、難しく、ちょっと解析には難航した。

 だが、【パズル】達よりかなり早く、【ミッション】をクリアする事が出来たのだった。

 【芳一】は、

「ごめん・・・

 お先に・・・」

 と言って、苦戦する【パズル】達を尻目に先を急いだ。

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