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第二十五章21 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト2】21/第02班/【第2覇王/セカンド・オーバーロード神殿】の招待06

 【和衣】のプロデュースする【夢の世界】で、

 【芳一】は【狸】に、

 【シェイナ】は【兎】に、

 【オンリス】は五体満足な自分自身に、

 【ニア】は、

 【月曜日】担当【ニア/ムーラーダーラ(会陰(えいん)/(生殖器と肛門の間))】、

 【火曜日】担当【ニア/スバーディシュターナ((へそ))】、

 【水曜日】担当【ニア/マニプール((へそ)の上)】、

 【木曜日】担当【ニア/アナーハタ(心臓付近)】、

 【金曜日】担当【ニア/ビシュッダ((のど))】、

 【土曜日】担当【ニア/アージュニャー(眉間(みけん))】、

 【日曜日】担当【ニア/サハスラーラ(頭頂)】、

 の7名に、

 【ファティナ】は、【芳一】のライフワーク作品の【フィクション・レジェンド1/フィクション・レジェンド】のメインヒロイン、【カノン・アナリーゼ・メロディー第七王女】に、

 それぞれなった。

 そこで改めて、【和衣】が挨拶する。

『姿が決まりましたら次は場所です。

 何かリクエストとかございますか?

 出来る限り要望に応えたいと思いますので。

 ここは【夢の世界】。

 私の想像が及ぶ限り、どの様な形にもなります』

 と言った。

 【芳一】は、

「その前にちょっと気になった事があったので質問良いですか?」

 と言った。

 【和衣】は、

『どのような事でしょう?』

 と聞き返すと、

「貴女はひょっとして家臣の人達に、夢の中で命じているとか?ですか?」

 と聞いた。

『はい。

 その通りです。

 現実世界での私は【心神耗弱状態】にありますのでまともに話すことが出来ません。

 私の臣下は全員、半分寝て、半分起きている状態にありますので、私と夢の中でリンクしております。

 なので、いつでも私がやって欲しい事を伝えて、その様に行動していただいております』

「なるほど。

 謎が解けました。

 答えにくい事だと思いますが答えていただいてありがとうございます」

『答えにくいと言う事ではありませんよ。

 【心神耗弱状態】と言うのは事実ですから』

「そうなんですか?」

『はい』

「それは失礼しました」

『あ、いえ、気になさらないでください』

 と言った会話が続いた。

 【芳一】はこういう雰囲気の人が一番好きである。

 【芳一】は、善意には善意、

 悪意には悪意で答える人間なので、礼を尽くして行動して対応してくれる人間が一番好きなのである。

 ギスギスした人間関係が当たり前の人間だとこういう関係は偽物だと言うかも知れない。

 だが、心遣いに対して心遣いで返すやりとりが人間関係の中で一番気持ちが良い。

 【芳一】は相手が姑息な事をしていたり、悪意を向けない限り、基本的に嫌いな人間は居ない。

 【芳一】と揉めるのは必ず相手が先に何かをやっている場合だ。

 【芳一】から喧嘩を売った事は一度もないのだ。

 【芳一】とはそう言う人間なのだ。

 【和衣】とはそう言う関係を結べるのではないか?

 そんな暖かさを感じていた。

 【梁平】とは別の意味で【ソウルメイト】になれるのでは無いかと言う感覚を持ったのだった。

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