第二十五章12 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト2】12/第03班/【第3覇王/サード・オーバーロード神殿】の招待12
【ピンク・シニョリーナ】は身体のあちこちに巨大化スイッチを移動させて、【芳一】に触ってもらう事を繰り返した。
そして、ある程度経った時、【ミリア】の番になった。
【ピンク・シニョリーナ】は、
『もう、終わりかにゃん?
もっと気持ち良い事したかったのににゃん』
と残念そうだった。
だが、これはお試し商品なので、時間制限があるのだ。
次は、【ミリア】と【芳一】のペアだ。
ここで使われるアイテムの名前は、【甘い蜜どこだ?】だ。
大きくなった【芳一】は、【ミリア】の姿に驚く。
全身クリームまみれだったからだ。
【芳一】は、
「な、何してんの、【ミリアちゃん】?」
と言った。
【ミリア】は、
『説明するわ。
【唯野 芳一】、あんたは、これから舌がだんだん辛くなってくる。
【スコヴィル値】って知ってるわよね?
とうがらしの辛さをはかる単位よね?
とうがらしに含まれるカプサイシンという辛み成分の割合を測定したものよ。
正式には、スコヴィル辛味単位とも言うわね。
最初はタバスコあたりの1500から2500、
次にタバスコ・ハバネロソースあたりの7000から8000くらい。
それから、カイエン・ペッパー、
プリッキーヌー、
カロライナ・カイエンペッパー、
メガデスソース、
ブート・ジョロキア、
トリニダード・モルガ・スコーピオン、
キャロライナ・リーパー、
ペッパーX、
と言った様にドンドン辛くなっていくわ。
それを防ぐには舌で私の全身についた特殊なクリームをなめ取るしかない。
良いわね?
必ず舌でやるのよ。
手ですくい取ったら無効になるからね』
と言った。
【芳一】は、
(ど、どこのアダルト番組だ・・・)
と思ったのだ。
嬉しくはあるが正直、恥ずかし過ぎると言うのが本音だった。
そして、
「か、辛い・・・
辛くなって来た」
と言った。
【ミリア】は、
『遠慮は無用よ。
なめ取りなさい』
と言った。




