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Episode1-25

「その、言われたんです。ある人に」

「何て?」

「──あ。わたしはこの通り、異国民です。城に仕えている人間です」

「制服を見ればわかるよ」

「あ、そうですよね。すみません」

「で、誰に何と言われたの?」


「えっと、その・・・・・・”異民族は嫌いだ”と」

ぎゅっと膝の上に置いた手に力がこもる。

おやまぁ。と男はまるで他人事のように言った。いや、確かに男にとっては他人事なのだが。


「わかってるんです! だって、ちょっと前までは、敵同士で、戦争をしていて・・・・・・」

戦争という言葉に、あの頃を思い出しミオの声は段々と声が小さくなっていく。

「でもさぁ、戦争は終わったよ?」

「それは、そう、ですが・・・・・・」

「それに、キミ、ワデラの人でしょ? あの国とフィラムは和平を結んだ」


「だからもう、敵同士じゃないよ」と男は言う。

確かにその通り。な男の言葉に、ミオは唇をぐっと嚙み締めた。



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