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Episode1-21
「はぁ・・・・・・」
ミオは大きくため息を吐いた。
ひとまず初日の仕事は終わり、ミオは寮へ向かっていた。
昼間は場内のいたるところに人の気配があったが、日暮れとともにしんと静まり返っている。
ティリアが出て行った後の部屋は、しばらく重たい空気を残していた。
けれども、ベルテもソルファもミオを追い出すことはしなかった。
少なくともソルファにはその気はないようで、部屋の中のモノの場所や使い方を教えてくれた。
ベルテは気づいたときには、部屋からいなくなっていた。
別にティリアの言葉に傷ついたワケではない。
気にしてないというと、それもちょっと違うが、少なくともミオ自身は”傷つけられた”とは思っていない。
なぜなら、ティリアの言うことは間違っていないからだ。




