表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/40

第1話 新たな始まり

明鈴高校女子野球部一年生後編です!

前編をお読みいただいた後であれば、なお後編もお楽しみいただけると思います!

 明鈴高等学校。


 藤崎巧は怪我で野球を辞めた。

 しかし、それは明鈴高校女子野球部によって、今度は選手ではなく監督という形で野球に戻った。


 それから愛知県の水色学園、徳島県の光陵高校、京都府の鳳凰寺院学園との合同合宿や、強豪である伊賀皇桜学園との練習試合など、良いこともありながら困難もあり、それを乗り越えて夏の大会を迎えた。


 全国高等学校女子野球選手権大会三重県予選。


 藤崎巧率いる明鈴高校は、準々決勝で敗退した。

 そして対戦相手は、練習試合を行ったこともある強豪校の伊賀皇桜学園だ。


 序盤に先制されたものの、直後の攻撃で明鈴は追いつき、そこから終盤までリードは許さなかった。

 ただ、徐々に点差を詰められると最終回、七回表に逆転を許した。


 そして最後の攻撃、三点差を付けられた明鈴だったが、夜空のヒットと珠姫のホームランで一点差まで詰め寄る。続く代打の梨々香がスリーベースヒットを放つと、ワンアウトランナー三塁だ。


 その状況にもなれば、あわよくば同点、少なくともあっさりと終わるとは思っていなかった。

 ただ、伊澄の鋭い打球はサードへのライナー。サードランナーの梨々香は戻りきれずにゲッツーとなった。


 結果は九対八。

 たった一点差だが、その一点が届かなかった。


 明鈴高校はベスト8。以前までは一、二回戦止まりだったが、今年は四回戦まで進出した。

 その結果でも十分だと言う人はいるが、目標はあくまでも甲子園出場。賛辞を受けることは喜ばしいが、甲子園に出場できなかった以上、ベスト8では満足できない。悔しさが残る結果に終わった。


 そのことにいつまでも悲観してはいられない。

 明鈴はまた、来年に向けて新たなチームとしてスタートさせていた。

【作者からのお願い】

「面白い!」と思った方や、「続きが読みたい!」と思った方、応援してくださる方、下にある☆☆☆☆☆の評価や感想、ブックマークの登録をお願いします!

閲覧数や応援で作者のモチベーションが上がり、執筆活動の励みになりますので、どうかよろしくお願いします!


面白かったかどうか、☆☆☆☆☆の評価だけでも頂ければ幸いです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ