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リディアの主人公補正

今回もリディア視点です。

リディア視点


 設定した時間になり、自然と目が覚める。

 ジンと時刻を確認しあって、同じ時刻だという事を確かめる。


 にやけ顔を出さないように意識する。


 「一人の時は睡眠の時不安だったけど、ジンが側にいてくれて嬉しい。ありがとう」と伝えると



 ジンははにかんだ様子で

 「俺の方こそ、背中任せられるリディアと出会えて良かったと思ってる。ありがとう」

 


 まだ、バディとしての信頼どまりか、もっと時間を重ねないとね。


 ジンにとって組める相手は私だけだから、時間は味方。

 二人だけの「時間」もあるし。あ、ニヤつきそう。



 ジンが横になる。5時間の睡眠。



 私は周囲に気を配りながらも「作戦」を考える。


 うーん、さっきのセリフは、ちょっと違ったかも、「ジンになら襲われてもいいよ」ってニュアンスのセリフは無いものか?


 さっきの言い方だと、「ジンの事信頼してるから、襲わないよね」ともとれちゃう。


 しばらく考えて、状況とかもあるから、今は保留。そのうちいいセリフ思いつくんじゃないかな。うん、時間は味方。




 次の作戦は宿の部屋を一つの部屋にするにはどうするか?


 ダブルベッドはいきなりだから、ベッド二つのツイン部屋が第一歩。



 他の人に同じ民族の同郷で一緒に行動している。と思われている。二人で組んでるから、宿の部屋も一緒。


 ん~弱いなぁ、資金的に節約するためにもというのも、そこまでカツカツじゃないから、動機付けが弱い。


 何か良い案ないかな?


 考え過ぎても思考が行き詰まるだけだから、ヒラメキが降って来ること期待して、他の事考えよ。



 次。他の人の前では戦化粧をしていて、ジンと二人の時は戦化粧をしないようにするにはどうすればいいのか?



 化粧をしたままだと、肌の調子か悪くなっちゃう。とか?


 アバターだから肌の調子は全然悪くならないの。これ十分チートなんだけどこの場合の言い訳には使えない。


 元の世界の友人に「化粧した顔しか見せたくない」と言う人が何人かいたけど、こっちの世界だと逆な事がおかしい。

 もっとも化粧と言っても戦化粧だから意味合い違うか。



 ジンが街用の装備から二人だけの時に装備を変えるタイミングで戦化粧落とせばいいか。


 戦化粧はこの世界の男を寄って来なくするためのモノだから。



 うん、装備と一緒。これでいこう。

 さらにジンが裏の意図を汲んでくれたらラッキーよね。





 ジンの寝顔を見る。



 よく眠ってるな、触ったら起きちゃうかな?スリスリしたら起きちゃうよね。


 私が眠ってた時、ジンは触ったりしたかな?ジンはしなかっただろうな。信頼を守ろうって感じだから。



 時間設定して睡眠をとったアバターってどの位の刺激で目が覚めるんだろ?


 ゲームでも睡眠は周囲にエネミーがいない時しか取れなくて、眠っている間はエネミーに襲われる事は無かった。イベントとかは別だけど。



 私がこっちで襲われかけた時は、睡眠の設定したワケではなくて、自然と眠った時だった。



 あ、閃いた。


 私天才。さすが主人公。

 ストーリーが主人公に都合が良くなる主人公補正入ったかも。



 アバターの睡眠時間の設定中に、どれくらいの刺激で目が覚めるのかという「検証」をする。


 その為には野外より、安全な宿がいい。


 検証のため二人部屋になる。


 うん、これでいこう。


 睡眠中に襲撃受ける可能性は、見張りが居てもあるから、この検証は大事。


 さらに、眠っている時に刺激を与えるのに、眠ってるジンに色々出来ちゃう。


 もちろんジンも、眠っている私に色々する。

 検証だからせざるを得ない。

 


 私がジンにだけして、ジンが私にするのを拒んでもSOEとEOSのアバターだと違う可能性はある。

 睡眠中の対処って生存に直結してるから。と理由付けもバッチリ。


 狩りとかで手に入れたお金も、山分けにするんじゃ無くて、半分はチーム資金にして、残りを山分け。ってすれば、検証した後も二人部屋にしやすい。

 


 一石二鳥どころか三鳥も四鳥だよ。




 あとは、ジンが眠っている私に色々とする時に、どう触れさせるか?かな


 この辺はもう少し考えよう。


 凄くいい案浮かぶ気がする。


 時間は味方で、主人公補正も入ってる。うんいい感じ。




 夜があけ、時間になりジンが目覚める。


 ここを中心に狩りをしたから、クリーチャーの気配すら無かったと伝える。



 湯を沸かし二人でお茶を飲む。


 さて、ジンにどのタイミングで「検証」の事を伝えようかな。


 夕方頃、休憩をとってる頃かな。


最初の予定では、この後の狩りまで書くつもりでしたが、リディアが書き手の想定を越えました。



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