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シンカラス  作者: 白木克之
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新章4 思いもかけぬ存在

「その地下通信路は、日本に到達していると思うが、どうも地震波の波長が気になってさ」

「どう言う事だ?そこも破壊されている?」

「いや・・何か中がぼんやりとしているようなんだ。つまり水没しているのかなって」

「水没・・?ううむ、有り得ない事では無いが、海底に近い?」

「中間だから、最深の地下通信路と比べたら浅いだろうが、海表面から見れば約1.5キロ地点だ。今までの通信路を見ても、そう簡単に浸水するようには思えないが・・」

「ふうん・・どこまで調べた?」

「M国周辺と東シナ海までだ」

「その通信路の日本への到達点は?勿論対馬やそっちの方面では無い事は知っているが」

「同じだよ、3本とも高低の差はあっても平行に走っている。到達点は確かに違う。シン達は対馬海洋研究所から、K国ルートから今回MSI飛機でM国へ到達した筈だ。そこならルートも広くて頑丈だし、台車も通せると見た筈だ」

「そうだ。移動も、台車もそのルートだ。尤もそのルートしか今まで利用もして来なかったし、他にもルートがある事は何となく分かっていても探索して来なかったからね」

「うん、各ルートには厳重な扉のようなものもあり、それをいちいち調べる事も必然性も無かっただろうと思うが、このルートは、かなり日本との距離が近くてね、シンが前に調べた気流の事と非常に良く似ている気がするんだよ」

「気流の事・・?もう少し詳しく聞かせてくれよ、カンジ」


 3人はそのカンジとシンのやりとりを黙って聞いていたが、ショウがカタカタとPCのキーを叩き始めた。そして・・


「あ・・確かに何て言うんだろう緯度・経度にほぼ沿った形で、それは北方領土に抜けているんだ。北なんだよ、かなり」

「え!」


 マコト隊長が驚いた。


「何か?マコトにい

「いや・・それは俺が今調べているルートかも・・確かに3本あって、一番上の一本は破壊されている。最深部は確かにM国に伸びている。中間部には幾つもの扉があるようで、まだ行った事は無い」

「そこ・・調べて見ましょう。マコトにい、リン、お前は台車が来るまでここに居てくれ。そしてショウ、お前も俺と一緒に来てくれ。計画は少し伸ばそう。大蛇が余り動かないのなら、慌てる必要もない。道具も腐る事は無いからな」

「え・・おい」


 リンが慌てた。

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