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シンカラス  作者: 白木克之
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第二章その四 個性

 シンはこれ以上人間が破壊を繰り返し、自滅するまでに追い込まれてしまった過去を、同じ過ちを犯して繰り返してはならないのだと言った。どこかでその考えが、同調の輪が広がるのだろうか、しかし、そんな今状況では恐らく無いだろう。理想を持つのは構わない。しかし、理想に人は生きられないのである。

 シンも自分の言っている事が、現実的では無い話なのだと理解はしているようだった。

 115年も殆ど停滞してしまった人間の文明だ。これから先取り戻せる事は、殆ど無いかとも思える。人間は生き残った動物達と、自然の猛威にも時にはさらされ、どう生きていくのかはこれからの事だ。今は、とにかくいかに電力を確保するかにかかっているようだ。その作業がコウタ班長の下で進んでいる。


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