表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シンカラス  作者: 白木克之
29/1722

仲間集結

 何をふざけた事を言っているのかと思った。ワンピースのような黄色一色の服で、頭がかつら?足元は、ブーツのような・・そんな服が機能的なのかよと誰もが思った。しかし、その新しい2人は、奇妙な武具を持ち、実際にし合って見せたのである。実にそれは素早しく、又武具を軽々と使いこなし、以前シンが持っていたような大刀のような重さも無かった。軽いと言う印象を受けたのだった。そして、かつらと言うが、その武具を弾き返し、とても強度を持っている事も分かる。更にブーツは、2人をとても高く跳躍させ、運動機能をUPさせている。これは、確かに優れた武装であると、誰もが思った。


「よし、止め!」


 エライリーダーの声で二人の試技が終わる。


「どうだ?これが新開発した、お前達の武装だ。じゃあ、紹介しよう。車莞爾くるまかんじ君と、柳井戒やないかい君だ」


 二人は、それほど武具を脱ぐと華奢では無かった。それに男前であるが、女性顔でも無かった。かつらと武装姿がそう見えたのだろう。ブーツの長さもそう感じたのかも知れない。


「俺は、カイと呼んでくれ、皆の通称名は頭に入っている」

「俺は、カンジ。同じくだ」


 それぞれが自己紹介すると、同じ年頃の者同士だ。早速武装姿で、乱取り開始をする。


「おう!これは使いやすいし、軽い!」


 シンがその身体能力の高さが既に随一と評価されていた事もあり、自分の手足のように使う。押され気味なのは、ショウだった。ショウは、分析力や、情報収集力の高さを評価されていた。でも、武技が決して低い訳では無い。むしろ、高い方だが、シンがずば抜けているようだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ