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シンカラス  作者: 白木克之
1722/1722

最終章 シン達世代の終焉

守られて来た温室育ちの免疫力の無い、人類にはもう超科学など無いのだ。先祖の遺産も殆ど無いし、もはやそれも使えない。シンは、もう鉱工業等の製造も不可能になった。その為には、好きな事を各自がやれと言っているのだ。残った各自は、かろうじて僅かに残ったO大陸の一部しか、今やどうにか暮らせているが、地球上の安全な土地等は殆ど無かった。その僅かなスペースの中で持ち込んでいた、少ない資材をかき集め、小さな研究部門を数多く設立し、また教育部門を充実させようとしている希望を持っただけだ。そこに未来がある訳では無かったのである。シン達もそうだ。何時この地おいても、襲って来る自然の猛威を防ぐ手段も無い。だが、少なくても生きて来た証位は残せるかも知れないと・・地球壊滅後に復活するかも知れないと希望を託す人類の為に・・だ。

 またマコトは、マコト塾を立ち上げ、体幹訓練を鍛える組織を始動していた、勿論現平和な世界は束の間の事であろうとも、人間たる生体はもっともっと体を強くするべきだと言う考えだった。彼は生きている。トップ5遺伝子の彼等5名は健在ではある・・今もなお・・

 そして今旧組織を束ねるのはダンである。彼は、現地球人類全てにいかに生きるべきかの教育等も含めたトップなのだ。シンは既に首班と言う立場から退いては居たが、今もなお、彼の下に通う者は多い。そして支柱と言う立場であり続けているのだった。

 そして、予想より少し遅れた8年後、地球は第二波の大事変によって過去何度繰り返したのだろう、壊滅的な大地震が起きる。


 シン達はどうなったのか・・それは次作にて



                           完


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